ATTACジャパンの秋本です。

5月に京都でADB総会が開催されます。
それに向けて、2月9日（金）文京シビックセンターで、以下のとおりADBの学習会を開催します。

講師は、これまでADBの調査活動をし、ADBの問題に取り組んでこられた「環境・持続社会」研究センター（JACSES）の田辺有輝さんです。

ADBって何なんだ！という基本的なところから、丁寧に解説していただくとともに、5月のADB京都総会に向けたNGOの行動などについて、田辺さんの提案をお聞きしながら、皆さんと意見交換したいと思います。
ぜひご参加ください。

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　　　　　　　　　　■ATTACカフェ2月号■
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　　　　　　アジア開発銀行（ADB）ってなんどすえ？？？
　　　　　　　　　07年5月ADB京都総会にむけて

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　今年の5月6〜7日に京都でアジア開発銀行（ADB）の年次総会が開催されます。あま
り知られていませんが、日本は米国と並んでADBの最大の出資国であり、歴代総裁が
すべて日本人であることからわかるように、ADBの政策の決定に関して強い発言権を
有しています。

　ところがこのADBに対しては、企業優位の規制緩和・公共部門の民営化・雇用の柔
軟化といった新自由主義政策の先導者であるとして、アジアの社会運動やNGOから厳
しい批 判が浴びせられてきました。たとえばADBは、ネパールのカトマンズで「メラ
ムチ給水プロジェクト」という水道民営化事業に融資してきました。しかしこのプロ
ジェクトでは、土地移転を強いられる住民への補償金不払い問題が生じています。し
かも現地住民の意向が反映されずに進められているので、プロジェクト完成後、農業
・生活用水が十分に提供されないのではないか、水道料金が高騰するのではないか、
などの懸念が広がっています。

　そこで今回のアタック・カフェでは、「環境・持続社会」研究センターの田辺有輝
さんに、ADBの融資が引き起こしている人権侵害や環境破壊の現状についてお話しし
ていただきます。そしてADBを介したアジアへの新自由主義政策の輸出をどう考えれ
ばよいのかを、みなさまとともにお話しできればと思います。

◆日時　：　2007年2月9日（金）　18時30分〜21時00分
◆場所　：　文京シビックセンター ４階会議室Ａ
◆報告者　：　田辺有輝さん（「環境・持続社会」研究センター）
◆アタックの会員でない方には、会場・資料代として500円をいただきます。

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