難波判決1周年〜「日の丸・君が代」裁判14団体が大同団結 | |
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主催者の基調報告の後、大内裕和さん(松山大学教員)が発言。大内さんは緻密な資料を駆使して講演した。その内容は、改悪教基法の問題点から愛国心教育。資本のグローバル化と教育改革。公立学校の市場化と階層化・差別化の流れなどを幅広く解析。「新自由主義改革の最大の抵抗勢力は教職員組合運動であり、その強力な闘争力をそぎ落とすことこそ、『日の丸・君が代』強制の真の狙いなのだ」と展開した。そして「戦後の平和教育は歴史的な遺産であり、教育現場は平和主義の拠点である。自民党政権は50年かけても憲法9条を変えられなかった。家永裁判しかり、9・21判決しかり。教育運動はまだまだ大きな力を持っている。ともに闘って行きましょう」と結び、大きな喝采を浴びた。 色とりどりの横断幕が掲げられた満員の会場で、主催団体のアピールが次々と続いた。限られた時間枠で、貴重な提起や今後の展望が豊かに語られた。参加者はいま一度、勝利のための大同団結の意思を打ち固めていた。(写真と文/レイバーネット会員・Y) *9・21判決は、2006年9月21日、東京地裁・難波裁判長が下した判決。東京都が控訴したため現在、東京高裁で争われている。 Created by staff01. Last modified on 2007-10-06 19:12:04 Copyright: Default |