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報告:悪名高きグアンタナモからの生還者の証言を聞く
                                              by 大地 実

ブッシュ米共和党政権が主導するアフガン民衆無差別殺戮・ 侵略戦争が6年目になり、イラク民衆無差別殺戮・資源略奪・ 侵略戦争もこの3月で6年目に入リ、小泉、安倍と続く自公連 立政権もその侵略戦争に自衛隊を派兵し、加担し続けている状 況下で07年を迎えましたが、みなさん、いかがおすごしです か。

私はこの正月、体調が悪く、ほとんど寝正月を決め込み体力 の回復に努めていた。体調が持ち直した12日の当日になって 申込のメールを入れ、その返信が来たので、まだ微熱はあるが 厚着をして出かけることにした。

同集会の本題は『グアンタナモ、僕達が見た真実』〜 グアン タナモの被害体験を語る 〜ローヘルさん、シャフィクさんを 囲む会(東京)である。

参加者は50名を超え、立ち見の人も出るほど盛況だった。 外国人も十数人来ていた。
世界では1月11日のグアンタナモ強制収容5周年目の抗議集 会が行なわれた。世界のグアンタナモ アクション(アメリカ 、デンマーク、イスラエル、ギリシャ、トルコ、イギリス、ス コットランド、ワルシャワ)の写真が会場に貼られていた。




 主催団体の挨拶の後、伊藤和子・ヒューマンライツ ナウ事 務局長(弁護士)の報告が「グアンタナモ問題とは何か?」と の題で行なわれ、恣意的な身柄拘束、拷問・虐待、適正な裁判 の保証がない、CIA秘密移送・収容ネット〜拷問の外注(欧州 で大問題になった)などの問題が報告された。    ローヘルさんとシャフィクさんは、それぞれ30分ほどその 生々しい苛酷な体験を語った。その後、会場の参加者との間で 質疑応答が行なわれた。

 この国の報道機関の問題は、悪しき伝統が復活・増長したこ とであろう。悪名高きグアンタナモからの生還者の証言をきち んと報道するようなマスコミは、いまや主要マスコミでは皆無 であり、「やらせ・捏造・粉飾が得意なマスゴミ」「北朝鮮の 体制翼賛報道機関と五十歩百歩で政府の嘘は報道しない」など と言われるまでにその質が低下した。その例には事欠かなくな った。

参照:当日の案内は以下であった。

■2007/01/12 映画『グアンタナモ、僕達が見た真実』〜 グア ンタナモの被害体験を語る 〜ローヘルさん、シャフィクさん を囲む会(東京)
   ごく普通の若者が対テロ戦争に巻き込まれ、2年以上に も及ぶ米軍グアンタナモ基地での    収容生活を強いられた――。
●日 時/2007年1月12日(金)
       18:00開場 18:30開演(20:20終了予定)
●場 所/青山学院大学 総研ビル9階 第16会議室
       (総研ビルは正門入ってすぐ右のビルです)
●資料代/500円 定員:50名(要予約)
主催:社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
    < http://www.amnesty.or.jp >
   ヒューマンライツ・ナウ
    < http://www.ngo-hrn.org/ >
協力:クロックワークス

『グアンタナモ、僕達が見た真実』は、この衝撃の事件を徹底 したインタビューを通して再現、2006年ベルリン映画祭で銀熊 賞(監督賞)を受賞した映画です。
 このたびアムネスティとヒューマンライツ・ナウでは、映画 のモデルとなった二人の若者、ローヘルさんとシャフィクさん をお招きして囲む会を開催します。
 国際社会が批判を高める「グアンタナモ問題」とは何かを知 り、また、グアンタナモでの過酷な収容生活など経験者の生の 声を聞けるめったにない機会です。
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

   *12日は映画試写はありません。
   *2007年1月 シャンテシネほか全国順次公開
    『グアンタナモ、僕達が見た真実』公式サイト
    http://www.guantanamo.jp/

◆お申込みは・・・・・
  『グアンタナモ、僕達が見た真実』囲む会参加希望、と明 記の上、info@ngo-hrn.org
( ヒューマンライツ・ナウ事務局 ) までメールでご連絡下 さい。   ☆追伸:
おまけの一報(会場で配られたイベント案内のチラシなどから )

●自由への願い―世界を結ぶ弦―
日 時:2007年1月26日(金)
19:00〜21:00 (開場18:00)
会 場:横浜みなとみらいホール 大ホール
入場料:A席:当日4,000円、前売/会員割引3,500円 、団体割引3,000円 B席:1,500円
主 催:社団法人アムネスティ・インターナショナル 日本
後 援:朝日新聞社、神奈川新聞社、神奈川県、横浜 市市民活動推進局、横浜商工会議所
協 賛:有隣堂
収益金の使途:アムネスティ国際事務局による世界各 国の人権状況の調査・報告のために使わせていただきます。
お申し込み:アムネスティ・インターナショナル日本  東京事務所
TEL:03-3518-6777 (平日10:00〜19:00、土・日・祝日休 )

●映画『グアンタナモ、僕達が見た真実』(2006年ベルリ ン国際映画祭銀熊賞受賞)は、1月27日(土)より日比谷の シャンテ シネで上映される。

●アムネスティ フィルム フェスティバルが1月27日(土 )/28日(日)に浜離宮朝日ホールの多目的ホールで開催さ れる。受付開始:10時30分、上映11時00分(詳しくは アムネスティのホームページを参照)

●イラクのいま 〜二人のイラク人女性医師に聞く〜
日時:2月4日(日) 午後6時
場所:文京区民センター2A会議室
イラク戦争開戦から4年
 治安回復のきざしがいっこうに見えない中、  構図の見えない対立は激しい暴力の応酬を繰り返し、  市民の暮らしと安全は悪化の一途をたどるばかりです。

 日本の市民のイラクへの関心も次第に薄れ、  メディアも犠牲者の数を機械的に伝えるだけに  なってしまった今こそ、イラクで暮らす人々の声を  聞かなければなりません。

 イラク第2の都市バスラから、研修のため来日中の  二人の医師に、メディアが伝えないイラク国内の  人々の暮らしや医療の現状について伺います。  ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

≪お話≫ ガフラン・サバ医師(35歳)
     アンサム・サリ医師(35歳)
 共にバスラ母子保健病院の小児科医。専門は新生児。

「私たちは、イラク南部・バスラ市の医師です。  私たちの国は、長い間あらゆる種類の戦争に苦しめ  られています。人々は、理由もなく殺されています。  侵略者たちは“人間”に何の関心もありません。  子どもたちは、侵略者の強欲を満たすためだけに、  その生命を奪われています。彼らは、私たちの  精神と肉体を抹殺しようとしています。  しかし、私たちの意志は、彼らよりもはるかに  大きなものです。期待と希望を、そして皆さんの  ような暖かい友人を持っている限り……」

≪聞き手≫ 国井 真波(JIM-NET/JCF看護師)

●日 時:2007年2月4日(日)
      午後5時30分 開場/午後6時 開演
●場 所:文京区民センター(文京区本郷4-15-14)
     2階2A会議室/都営地下鉄 春日駅A2      出口すぐ上/営団地下鉄 後楽園駅徒歩      3分/JR水道橋駅 徒歩13分) ●参加費:500円

≪共催≫
  イラクホープネットワーク
< http://www.iraq-hope.net >
  NPO法人PEACE ON
< http://npopeaceon.org >
  JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)
<http://www.jim-net.net/ >
  CADU-JP(劣化ウラン廃絶キャンペーン)
< http://www.cadu-jp.org >            ≪協力≫   セイブイラクチルドレン札幌

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        ◆お問い合わせ◆      TEL/FAX:03-3823-5508(PEACE ON)      Eメール:iraq_hope_net@yahoo.co.jp


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