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フランストヨタ労組がNHKの番組に抗議
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松原です。

12月にNHK-BSで流されたフランスのトヨタ工場に関する番組は、トヨタ賛美に終わっ ていてトヨタの本当の姿を伝えていないということです。取材を受けた現地の労組 から抗議の声があがっています。以下は、現地労組が、1月16日にNHK会長にあてた 抗議文です。NHKはなんと答えるのでしょうか?

―ココカラ―

2006-01-16

NHK会長殿へ

会 長 殿

先ず、新年の挨拶をさせて頂きます。素晴らしい年になりますように。

 去年12月半ば頃、フランスの Valenciennes 市内にあるトヨタ工場に関するNH K−TVの番組を放映してくださいました。私達はそれについて、意見を述べさせて 頂きます。

その番組の中で私達CGT組合の仲間であるJérôme HIRSON とEric PECQUEUR が意見を求められていたが、私達はそれについて非常に怒っています。

なぜなら、放映された二人の発言は彼らの真意を全然伝えないからです。彼ら の言葉は前後関係から離れて、トヨタに対するCGT組合の考え方がとても好意に 満たされているように響きます。ところが、私達のCGT労働組合はトヨタの経営 者と絶えず戦っていることをお知らせする義務を感じます。

労働条件はとても嘆かわしいのです。労働者に対する圧迫は強いし、解雇が大 変多いです。2001年から, 1000人以上の労働者が解雇されたり、自発的に退職した りしました。失業率の高い地方では、このような状況が有り得るのでしょうか。

トヨタ社を相手取って裁判に訴えているケースも多く、4件の違法な解雇事件 は既にトヨタ社側の負けになりました。

トヨタはフランスへ来たのは、数千人の労働者に「幸せをもたらす」ためでは なく、失業率のとても高い所で圧迫されている人々を搾取することによってより高 い利潤を得ることなのです。       フィリピンにおけるトヨタの強引なやり方、そして今、インドのトヨタ労働者の ストライキに対する経営者のやり方等を見ると、その同じやり方がフランスにも導 入されないことがあるのでしょうか。   倫理(と認識)不足の渡辺記者から説明が得られることを希望しながら、NHK 会長殿に私達の心からの挨拶を送ります。

トヨタCGT労組 Eric PECQUEUR と Jérôme HIRSON

―ココマデ―


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