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LNJ Logo 満腔の怒りをこめて〜リレーハンスト抗議声明
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教育基本法改悪法案の参院本会議での強行採決を満腔の怒りを込めて糾弾する

 戦後民主主義と民主教育を破壊するこの政府・与党の暴挙を絶対に許さない!

 政府与党(自民・公明)は12月15日参議院本会議において、教育基本法改悪法 案を採決し、成立せしめた。戦後最大級の汚点であり、犯罪的行為である。衆院段階 から教育の本質的議論は全く行なわれず、ただただ審議の時間稼ぎをしていたに過ぎ ない。

 児童生徒がいじめによる自殺をした問題にしても、政府与党を含む国会は、問題の 本質に迫ることは全く出来なかった。「教育再生会議」は、いじめ対策として、適切 に対応しなかった教員は懲戒処分に、いじめた子どもは出席停止処分、を打ち出し た。教育の現場からは、実効性のない反教育的対策として冷ややかな眼で迎えられ た。彼らの対策は、管理を強化するだけのもので、場当たり的でしかない。政府与党 に「いじめ」の根本的な対策を立てる気はない。あったとしても絶対無理である。な ぜなら、政府与党が小泉以降社会的弱者をいじめる政策を次々に推し進めてきたから である。

 タウンミ−ティングでのやらせ質問と民間への非常識な多額の税金の支払いとい う、大問題が起きたが、この問題の責任をあいまいにしたまま、審議を進めたのは許 せない。教育の本質を論議するのに反教育的手法を使うことは許されることではな く、教基法改悪法案を撤回すべきがスジである。

 マスコミもこのひどさを終盤になってやっと気づき、批判を始めた。政府与党はそ うした批判の声や、全国各地の反対運動の声を無視し、また、国会前に座り込んでい るハンスト団や全国各地から危機感を抱いて座り込み行動に参加人たちの声が聞こえ ているのに、これまた無視した。主権者である私たち国民の声を聞かないで、安倍内 閣にとって都合のいい声しか聞かない。それとてもどこにそんな声が出ていたのか。 世論調査では、今国会での成立を望む声より、成立を急ぐより慎重審議を望む声のほ うがより多数であった。こうした世論にも耳を傾けない政治家は、働く人々の声では なく、お金をたくさん持っている人々の声を聞いているのだ。こうした人たちに政治 を任せてはいけない。

 極めて残念ながら教基法改悪法案が成立してしまった。しかし、ここまで政府・与 党を追い詰めたことは、運動に参加した人たちの努力のたまもので、大いに評価され ることでです。そのことは誇っていいと思う。

 10月17日から始めた私たちの国会前ハンスト&座り込み行動に連帯し、行動に 参加された皆さん、また賛同しカンパを寄せてくれた皆さん、ありがとうございまし た。当初、教職員有志の呼びかけで始まったハンスト闘争は都教委包囲ネットの全面 的なサポートによって闘いきることが出来ました。参院段階では闘争主体を都教委包 囲ネットを含めた実行委として強化し、最後まで闘い抜くことが出来ました。それに 組織や考えの違いを越えて、座り込み行動に参加された皆さん、ご苦労様でした。ま た、私たちの隣に座り込み、私たちの行動を支えてくれたり、情報を入れてくれたり した「破防法・組対法に反対する共同行動」のみなさんありがとうございました。Z AKIさんや「ヨッシーとジュゴンの家」の人たち、元気の出る唄をありがとうござ いました。

 教基法改悪法案は成立しましたが、教育をめぐる闘いが終わったわけではありませ ん。政府・与党は改悪教基法を基にして、具体的内容をもつ法案を次々に提出してく るでしょう。これらときちんと対決していかなければなリません。闘いは続きます。 ここまで闘ってきた力や経験を次の闘いに生かしていくことが極めて大事です。

 この間の国会前の闘争は様々な出会いや交流が生まれ、連帯の輪が広がりました。 闘いの中から真の連帯・友情が生まれるのだと実感しました。このことを教訓に東京 の教育労働者・市民は卒・入学式に向かって闘いを準備し、教基法改悪の先取りを進 めている都教委と対決していきます。

 教育基本法を改悪した安倍政権とそれに賛成した自民党・公明党の犯罪的行為を厳 しく断罪すると同時に、私たちのこの闘い・思いを忘れてはならないし、語り継ぎ何 時の日にかこの法案を葬ることを誓いたい。ともに進まん。 2006.12.15

ハンスト&座り込み行動実行委員会


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