星野です。
いなほ事故一周年の労働者の無念を晴らすべく、JRの営利優先・安全軽視を批判しよう。
国鉄労働者は,JR東日本とともに黙祷するのか、JRの営利優先・安全軽視を告発するのか!
12・23〜24闘争に集まろう!
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前略
昨年12月25日、5名の犠牲者を出した「羽越本線特急いなほ14号転覆脱線事故」から一年がたとうとしています。
事故原因究明をめざすべき、航空鉄道事故調査委員会は、いつものように原因解明に時間がかかっています。
私たちは、庄内空港開業にともなう特急いなほ号の高速化が大きな事故要因だと指摘してきました。
しかし、JR東日本は現在も社内教育で「少子化の中で競争に勝つための顧客確保」「自動車や航空機との競争に勝つ」ことを社員教育の目玉にしているのです。事故原因として指摘している要因を、現在も社員教育に使っているのです。
そして12月25日を前に、JR東日本は、「当日の15時(慰霊式での黙祷時間)または職場の許す時間に、社員そろって黙祷を捧げるように」という通達を出したのです。
JR東日本は、自身が事故責任者なのです。
事故を起こした会社が、そのあり方を批判してきた労働者に向かって「一緒に黙祷しろ」とはあきれかえるばかりです。
私たちは、加害者と一緒になって被害者への黙祷は出来ません。鉄道輸送をになう労働者として、事故を起こした鉄道会社の責任を追及してこそ犠牲者の弔いになると考えています。
つきましては、以下のような事故追悼集会と宣伝行動を計画します。
12月23日 13:30〜 「追悼・羽越事故一周年 吹き荒れる民営化の嵐に抗して
講演:安田浩一さん(ジャーナリスト)「民営化のもたらしたもの」
新潟市:クロスパルにいがた(礎町3、旧礎小学校跡)
報告:資本と闘う労働者、民営化と闘う労働者から
主催:民営化問題学習会実行委員会
12月24日 13:00〜 JR安全問題 駅頭宣伝行動(約1時間)
主催:国労新潟支部
「羽越本線いなほ14号転覆脱線事故」を風化させてはならない。一人でも多くの人へ。
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staff01.
Last modified on 2006-12-12 23:19:16
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