10・17伊丹局闘争に立とう | |
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伊丹局の病弊の原因はなにか! 「経費節減」の錦の御旗=JPSの横行 われわれ現場労働者が危惧していたことが現実になった。今回の事態は、ゆうメイトに全面依存した業務運行の脆さがはしなくも露呈したと言える。これは伊丹局に限定された事象ではないのだ。それにしても、郵政公社近畿支社の姿勢には、空恐ろしいものを感じる。ゆうメイトに全面依存した業務運行という土台無理な合理化を推し進めた自分の責任はいっさい棚に上げ、現場に責任を押しつけ・なすりつけているのだ。近畿支社の姿勢こそが糾弾されて然るべきである。 ゆうメイトの彼/彼女らの時給は千円(ゆうメイトの時給単価は基本6段階制で900〜1450円となっている。採用時の900円からスタートし、経験と習熟度合いによって半年ごとの評価を経て段階的に引き上げられる制度になっている)で、仮に本務者一人をリストラすれば単純計算でゆうメイト三名を雇うことができる。「熟練の腕」を発揮した本務者が、彼/彼女らの三人分の作業をどう頑張っても一人で対応できるとは到底思えない。ほぼ同じ内容の作業で、ゆうメイトのほぼ三倍の賃金を「当然」とする論理を探し出すのは、なかなか難しい。「同じ作業をしながら、職員さんはいいよな、・・・」と言ったようなゆうメイトからの当然の声もある、否、あって当たり前ではないのか! 本務者の賃金が高すぎるのではなく、ゆうメイトの賃金が低すぎるのが問題なのであり、公社のリストラし放題の状況を作り出し、派遣労働等の不安定雇用形態を政府のお墨付きで全面化させ、大量の労働予備軍を生じさせて、それを労働者にけしかけると言ったやり方が問題なのだ。労働者弾圧施策といえば、十数年来現場をトコトン混乱・疲弊させてきた人事交流ひとつ取ってみても、一目瞭然であろう。どこを見渡してみても、活性化などとはほど遠いしろものに化しているではないか。そして、いまや錦の御旗となった感さえあるJPS(労働組合指導部が、NO!とさえ言い切れば、事は至極簡単なのだが、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいる)に至ってはなにをか言わんやである。 先頃、9月8日には、「JPS全国発表会」が京都中央局で催されたが、かつての大本営発表を彷彿させるキナ臭い報告が延々と続いたというから、これもまた廃棄・唾棄されるべき当局施策の代表格のひとつである。 当局にとって使い勝手のよい、非正規雇用の問題にせよ、人事交流にせよ、JPSにせよ、当局施策の一から百までに渡って、われわれは断固反対を言い続けてきたし、これからも言い続ける。なりふり構わず非正規化を急いだ結果が今回の事態を招いたのだ。伊丹当局のしでかした不始末を、現場労働者に尻拭いさせる。当局の経営責任追及に手心を加える必要はない。伊丹当局・近畿支社の責任を浮き彫りにしよう! ■日 時/10月17日(火) Created by staff01. Last modified on 2006-09-23 21:45:29 Copyright: Default |