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長崎で「国鉄改革の真相」上映会
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*amlメーリングリストより

各位

いまからおよそふた昔も前のこと、 1987年、国鉄が分割民営化を強行されたとき、それに反対した人達が JRに採用されずに「国鉄清算事業団」というところに送られ、本来の仕事 から遠く引き離され、組合差別をされ、徹底的に人格を無視され、労働者や 人間としての誇りもズタズタにされて、そのあげく、1047名が不当に 解雇されました。 (その間には、なんと約200名もの労働者が自殺に追い込まれています)

そして、いまや働く人をとりまく状況は、猛烈に働くかそれがイヤなら 失業か、ほとんどその選択のみを迫られるものになってきています。 また、組合もその力をどんどん削られ、長崎県では労働組合の組織率は なんと15%を割ってしまいました。

そして、そうした現在の苛酷な労働状況を生み出した原点ともいえるのが この、国鉄分割民営化でした。「首きり」という生々しい言葉を 「リストラ」という言葉に置き換えて、反対する組合員や個人を 露骨に差別したりいじめたり孤立化させることで、会社にいられなく するのがおおっぴらになされるようになったのも、この民営化から後でした。 そしてそれと並行して、空気のようにあって当然と思われていた「安全・ 確実」な公共サービスである鉄道はその姿を変え、昨年の尼崎の大事故に 象徴されるような、効率・利益第一かつ安全無視の、たんなる「金儲けの 道具」としての鉄道へと、変貌してきました。

さて、2002年1月、この国鉄清算事業団(提訴当時は「鉄建公団」、 現在は「鉄道運輸機構」)を相手に、闘争団員・遺族283名の原告団は、 解雇無効と地位の確認を求めて東京地裁に提訴しました。 そして去年9月、一部ですが不当労働行為責任が認められて、現在は高裁へと たたかいの場が移っています。

この国鉄分割民営化がなぜなされたのか、そのもたらした労働や生活への影響、 そして、私たちのくらしの基礎ともいうべき「公共サービス」というものを 考えるために、いまいちど、この20年間長崎でたたかい続けている人達の 声を聞いてみませんか。

(以下、案内より)
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 9・15判決一周年連帯長崎集会
 ―― 上映会&勝利に向けて ――  

 不当労働行為の責任は鉄建公団(現・鉄道運輸機構)にある」昨年9月15日、 19年目にして初めて司法の場で明らかにされ一年になります。この成果は、 原告と家族はもとより、JR組合員を初め支える会の皆さん、そして全国の 仲間の支えがあって勝ち取れたものです。

 この闘いの成果を充分に確認しながら、年内解決を求める東京行動には長崎を 初め全国から多くの仲間が参加してきました。また、第二次訴訟(鉄道運輸機 構原告団)の第12回弁論(7月19日)では中曽根元総理の発言、企業人教育、 清算事業団での非人道的な扱われ様をまとめた「国鉄改革の真相」のVTRが 初めて上映され、攻撃の本質、不当労働行為の実態がますます明らかになりま した。私たちは、年内解決を目指し全力で闘います。今回の連帯集会では、第 12回弁論の裁判(7月19日)で上映されたビデオ上映も行います。

多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

と き:9月5日(火)午後6時30分から
ところ:女性センターアマランス(市民会館)
主 催:9・15判決一周年長崎集会実行委員会
    (連絡先メール:kenji-n at ninjin-net.net 野口)

以上

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Created by staff01. Last modified on 2006-08-21 11:14:28 Copyright: Default

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