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12月11日、「抗議世貿」(コンイー・サイマウ)の掛け声がビクトリア・パークと香港島の繁華街にこだましました。デモ参加者約4000人は、集会場のビクトリア・パークから中環(セントラル)にある中国政府ビルまでの非常に長いデモコースを元気に行進し、香港市民にWTO反対を訴えました。

デモ参加者のおそらく半数は二つのグループに分かれたフィリピンやインドネシアからの移住労働者で占められ、海外からは韓国、イタリア、日本などの参加者が目立ちました。韓国からはまだ中心部隊が到着していないようでした。イタリアの労働組合代表約20人は、各ナショナルセンター連名の横幕を掲げて参加。また、ビア・カンパシーナは約150名ほどが緑の帽子、緑のユニフォームで行進しました。日本からは、食健連・農民組合から60人以上が隊列を組んで参加し、マスコミなどからも大きな注目を浴びていました。

私たちATTAC関西からの参加者は、集会場に「もう一つの世界は可能だ」の横断幕を広げ、%旗を掲げて集会に参加しました。デモ行進では香港の「全球化監察」(グローバリゼーション・モニター)の人たちと一緒に、%旗をなびかせながら歩きました。

集会そのものは、PA装置の不調からか、後ろのほう(海外からからの参加者はグランドの後方が割り当てられていた)では、まったく発言内容が聞き取れず、各グループもほぼ好き勝手にパフォーマンスを展開していました。そのためか、中国政府ビル横の総括集会では、、各国からの参加者が発言を続けていました。

夕方からは、再びビクトリア・パークに戻り、ライス・フェスティバルのオープニング・セレモニーに参加しました。「Rice Is Life」が主なスローガンで、セレモニーでは日本の農民連が「小泉、御用!」というパフォーマンスを行い、大きな拍手を浴びていました。セレモニー終了後には、お米を材料にしたお菓子などがふるまわれ、参加者は舌鼓を打ちました。

8時からは、文化フェスティバルが開かれ、主催者を代表しアポ・ランが挨拶しました。私は途中で帰りましたが、楽しい歌や踊り、パフォーマンスが展開されていました。
13日のラリーには、日本からの参加者が多くなると思うので、再び元気にWTO反対を訴えたいと思います。香港からの第一報でした。

ATTAC関西グループ
寺本 勉

Created by staff01. Last modified on 2005-12-12 19:57:40 Copyright: Default

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