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WTO/FTAを問う全国連鎖行動の締めくくりとして、15日福岡で集会がもたれ、20数名が参加しました。趙俊虎(チョ・ジュノ)さんは、9月6日 仙台集会を皮切りに8か所で精力的に講演を行って来たにも関わらず、全く疲れを感じさせない、本当に力強い講演とアピールを行いました。

チョさんの話は、実に興味深いものでした。一部を紹介すると、 「光州蜂起の時、徴兵で軍隊にいたこと」そして、「その直後軍隊を退官し、労働現場に入り労働組合活動を会することを決意したこと」。「その当時、労働 組合に間する本は韓国には全くなく、辞書を片手に日本語の労働運動に間する本を読み勉強したこと」「自動車工場で3人で労働運動を しようと決意し、人目 を忍んで学習を重ね労働運動の闘いを始め、そして解雇されたこと」しかもその後「10年間解雇撤回の闘いを闘い抜き職場に復帰したこと」などです。

さらに、金融危機下でIMFの管理下におかれた当時の凄まじいリストラの経験と闘いに敗北させられていった経験が、今日のWTOやFTAに対する闘いの 原点となっていることを当時の状況を交えながら詳しく報告して頂きました。

そして、WTO/FTAに対する闘いを日韓労働者が連帯して闘うことを通して、
1、日韓の資本家がアジア諸国で行っている悪行を正す闘いを行うこと、
2、そして、日韓労働者が国境を越えた団結の見本を世界に、アジアの民衆に見せる必要がある、と言う呼びかけには、参加者全員が心から賛同しました。

韓国とは歴史的にも、地理的にも、また日常の生活の中にも深い深い関係のある福岡での集会は、釜山、香港で開始されるWTO/FTAに対する新たな闘 い一歩を築いたと確信します。

WOW ! Japan 川口英治


Created by Staff. Last modified on 2005-09-21 15:12:20 Copyright: Default

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