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日韓連帯集会・WTO/FTAを問う全国連鎖行動

自由貿易を問ういわき集会


 9月7日、小名浜公民館で「WTO/FTAを問う全国連鎖行動」の一環として、いわき集会がおこなわれ、50人が参加しました。

 ゲストの韓国民主労総代表チョ・ジュノさんはまず、自分が30年前労働運動を始めようとしたとき、朝鮮戦争とその後の独裁政権によって韓国の労働運動の先輩たちは皆死んでしまい、何も無い中で労働運動の教科書としたのは日本の労働運動だったと黎明期の韓国労働運動を紹介しました。

 そのうえで、新自由主義という共通の敵に韓国と日本の労働運動が連帯して闘うことは、長い間反目を繰り返した日韓民衆と、日本と韓国の資本家からの搾取に苦しんでいるアジア民衆にとって歴史的な転換点であると話されました。

 チョ・ジュノさんはまた、新自由主義をヤクザに自由を与えるものだと解りやすく解説し、ヤクザの頭目と子分たちの集まる釜山と香港の会議に共に反対していこうと訴えました。

 最後に平和運動にも言及し、アジア地域で軍事的緊張を高めているのはアメリカ・日本・韓国の三角軍事同盟であり、平和のために民衆レベルでの連帯運動が必要であると主張されました。

 今回の集会の参加者は小名浜地区労傘下組合の組合員が中心でしたが、地域で平和運動を取り組んでいる市民たちも参加し、また全港湾小名浜支部からは若い組合員が多く参加し、幅広い層が参加しました。


Created by Staff. Last modified on 2005-09-09 07:36:05 Copyright: Default

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