もう一度手をひろげて(1.25感想) | |
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もう一度手をいっぱいひろげて「World Peace Now1.25の感想」 木下昌明 イラク戦争反対の集会とデモに、はじめてビデオカメラを もって参加した(写真上)。こういう集会に漫然と参加するのではなく、 カメラで参加するのはどういう意味があるのか考えたからで ある。撮るということは人々の前に出て身をさらすことだか ら勇気がいるし、羞恥心もぬぐいさる必要がある。それだけ 積極的になる。そこで半裸で歌っている若い女性や演説して いる人々を舞台の真下で撮った。舞台下には知り合いの人が 多かった。また、日比谷野外音楽堂を埋め尽くした人々、プ ラカードを掲げてデモ行進していく人々も撮った。しかし、 撮るということは参加者を観察することでしかなかった。空 しさがつきまとった。たとえ「鳥がまさに死なんとする」声 であろうと、自分の声で精一杯「反対」を叫ぶほうが大切だ と痛感した。 このデモでは色とりどりの労組の旗がなびいていたのが印 象的だった。昔のデモのことが思い浮かんだ。労働者は職場 の菜っ葉服をきてジグザグデモをしたり、道路いっぱいにみ んなで手を広げたフランスデモ・・あの時の解放感ってすば らしかった。が、そのエネルギーはすっかり消えうせていた。 「桃色」なんかに頼るんじゃなくてもう一度やろうよ! 手をいっぱいひろげようよ! *レイバーネット日本・メーリングリスト(1.26)より Created byStaff. Created on 2004-01-26 13:56:40 / Last modified on 2005-09-05 02:59:34 Copyright: Default |