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「WORLD PEACE NOW4.5」に参加して

2003年4月5日、代々木公園ケヤキ並木で行われた「WORLD PEACE NOW4.5」のPEACEパレードに参加してきました。立川をでるときは雪混じりの雨、代々木でも冷たい雨が降っていました。寒いなか参加者は少ないだろうと危惧しましたが、原宿駅についたら「戦争反対」のプラカードや旗を持った人々で構内はいっぱい。天候悪いなか、それでも反戦行動に参加しようと来ている人たちがお互いに声を掛け合って公園まで向かっていました。この日のパレードへの参加者は18000人。気温も低く、強い風が吹くなか3キロほどのコースを多くの人が思い思いに反戦を訴えていました。  WORLD PEACE NOW恒例の「ええじゃないか」グループは和太鼓を雨に濡れないようビニール袋をかぶせてリズムをとり、踊りながら行進をしていました。うたごえ、労働組合、ひとり参加等の人々は「戦争反対」「NO WAR」「子供たちをころすな」と歯切れのよいかけ声をあげたり、歌をうたったりしました。わたしの周りでは「戦争やめろ」「いますぐやめろ」「爆弾おとすな」「小泉おとせ」とテンポのよい声あげました。また、パキスタン人のグループは母国語と日本語を交えながら「小泉ドロボー」を連呼。山谷争議団は警察がパレードの隊を意図的に離していることに抗議し警官隊と「ワッショイ、ワッショイ」と押しあいをしました。  反戦集会、米大使館前行動、平和を訴えるパレードが繰り返されるにつれ、反戦アピールの工夫が凝らされ、警官との口論も慣れてきているように思います。戦争に反対するという気持ちは尊重されるものですが、こうした反戦運動をとおして市民が自らの権利を行使し、権力機関に訴えていくことに民主主義の実現を感じます。  目下のところ、今も米英連合軍の攻撃は続いており、多くの犠牲者が出ています。現実を無視できない人々が、雨のなか傘をさしながら、またはレインコート姿で、一刻もはやく戦争を止めろ、これ以上の犠牲者を出すなと訴える声は切実でした。反戦の声も日増しに広がっています。ブッシュ大統領もブレア首相も小泉首相もこの声に耳を傾けるべきです。今後も彼らが無視できないようさらに反戦の声をあげ、戦争を止めさせる力となっていきたいと思いました。

  1. 4.5(土) 稲富文馨

Created byStaff. Created on 2003-04-06 07:41:40 / Last modified on 2005-09-05 02:59:14 Copyright: Default

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