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ブッシュが労働者を一つに集める

-3.21日比谷野音に5000人-

 米英軍のイラク開戦の翌日3月21日(春分の日)に日本全国各地で反戦集会が開かれた。東京でもアメリカ大使館や日比谷公園と芝公園など数箇所で集会でもが行われた。暖かい陽気の午後、私は陸海空20労組を主体とする日比谷野外音楽堂の集会「DON'T ATTACK IRAQ & STOP!有事法制3.21集会」に参加した。

会場には鉄道関係労組(JR総連や千葉動労)、海員組合、全国港湾、航空連、全建総連、市民団体、全学連など主催者発表5000人が集まった。私は会場にいて「ブッシュが世界の人びとを一つに結びつけた」(パウロ・コエーリョの「ありがとう、ブッシュ大統領」3月19日の朝日新聞夕刊)ように日本でもいがみ合っていた労働団体、政治団体を一つの集会に集めたという印象を持った。若い小中学生たちも「イラク戦争をやめて」と書いた可愛いデッケンを持って参加していた。
 午後0時半に集会が始まり、共産党、社民党、民主党のそれぞれ代議士がイラク戦争反対と日本政府の戦争支持を糾弾し、「国際紛争を戦争で解決しない」という憲法前文を踏みにじった小泉内閣不信任決議を提出する決意も語られた。また日弁連や全国港湾労組、高校生の代表からも反戦のアッピールが行われた。多くの参加者が演壇からの発言に元気良く戦争とブッシュ、小泉糾弾の野次を飛ばした。

 1時半前に集会を終え、銀座を通って東京駅そばまでのデモに移った。集会の後デモに出るまでの順番待ちの間(1時間近く)に若い男女10人ほどのグループが強烈な和太鼓演奏でデモ隊を送り出していた。人数の多い全建総連は中高年の労働者が大半だが、SMAPの流行曲「世界に一つだけの花」を宣伝カーで流しながらデモ行進していた。銀座を歩く多くの人に訴えようと派手なプラカードや楽器を鳴らす若者も目だった。
 イラク戦争反対の闘いはこれからだ。
(写真とレポート:高幣真公)


Created byStaff. Created on 2003-03-21 21:02:29 / Last modified on 2005-09-05 02:59:13 Copyright: Default

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