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 レイバーフェスタ大阪は5日、会場を満員にして行われ、盛況でした。フェスタは、創作劇「アンバランス」の熱演で幕を開け、韓国と東京公募の3分ビデオ11本を上映、東京から駆けつけてくれた木下昌明さんに話をしてもら いました。
 休憩の後、マイケル・ムーア監督の「ザ・ビッグ・ワン」、そして大阪公募の3分ビデオ7本を制作者や当事者の話を交えて上映しました。  参加者は150人ほどでした。補助席を並べましたが、前の人はスクリーンのすぐ前で、見にくかったかもしれません。もっと大きな会場でもよかったようです。年齢層は、中年層が多い感じでしたが、若い人もかなり来ていました。女性も多かったです。

 参加者に感想を聞くと「面白かった」「映像の力は凄いね」「なにかビデオで撮りたくなった」「映像が多くて少し疲れた」などでした。協力いただいた方々、ありがとうございました。

小山帥人

 関西初のレイバーフェスタ ー映像の一挙上映のインパクトがものすごい

 サンフランシスコで始まり東京で回を重ねたレイバーフェスタが、12月5日ついに大阪でも開催された。主軸となっている「レイバーネット・日本」が、韓国・日本のAPWSLと共に、「レイバーネット・アジア」を立ち上げんとする今、その前の関西進出は、不可欠だったとも言える。さて東京の経験を生かし、半年前から会場やフィルムの準備をしてきた成果が、東京フェスタの翌日いかんなく発揮された。定員が200名近い「クレオ大阪中央ホール」であったが、ほぼ満員の参加者であふれた。

 まず開幕はユニオン座の「アンバランス」で、大阪の各ユニオンの女性たちが中心の創作劇だ。非常勤の解雇をめぐるリアルな表現に、会場でも大うけであった。そして次にマイケルムーアの長編ドキュメンタリー「ビッグワン」が上映され、一般の劇場で上映されていない初公開ということもあって、「マイケルムーアは優秀な俳優で監督で制作者。そしてパフォーマー」と、みんなが絶賛してくれた。そして注目の「公募3分ビデオ」が次々上映された。その数、何と18本で、うち関西制作は7本。初めてで、集まるかどうかが心配されたが、市民メディアネットや映像集団アカメが、秋から「ビデオ制作講座」を開講し、企画・撮影・編集と学習してきたたまものである。関東作品より素人っぽかったかもしれないが、逆に、「来年は自分も応募してみよう」との意欲を誘ったようだ。最後に、作品の制作者・主人公でもある、解雇された非正規女性の小谷さんや女性差別と永年闘ってきた住友の石田さん、そして東京から駆けつけてくれた映画評論家の木下昌明さんからライブでアピールを受けた。

 会場からの笑いや拍手が絶えず、かつ、女性の参加と夫婦連れがめだつ、気持ちの良い上映会となった。次々にこれでもか、と登場する「あなたの仕事、私の権利」をテーマとする映像の一挙上映のインパクトがものすごい、珍しいイベントとなった。

 山原 克二(ゼネラルユニオン)


Created byStaff. Created on 2004-12-09 13:30:18 / Last modified on 2005-09-05 03:00:11 Copyright: Default

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