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以下はPMNメーリングリストからの転載です。写真は無罪判決を受け喜ぶまさみさん。撮影／ビデオプレス

今井恭平＠無実のゴビンダさんを支える会　です。
本日（28日）午後１時15分から、さいたま地裁川越支部で行われた、青梅信金横 領冤罪事件判決公判で、被告のまさみさんに無罪判決がありました。
有罪率99.7パーセントの日本の刑事裁判では画期的な一審での被告勝訴です。
公判に来ていたプレスは、讀賣、朝日の２社だけでしたが、無罪判決と伝わった とたんにマスコミ各社から弁護士事務所に電話が殺到しましたので、埼玉ローカ ルだけでなく、かなりの範囲で報道されたのではないかと思います。
僕自身は、閉廷直後と夕方６時半から池袋のエポック10で行われた勝利判決集会 とその二次会と、久しぶりでこの上ない美酒に酔っていましたので、どのような 報道のされ方をしたか、確認していません。
青梅信金で客が払い込んだはずの公共料金が紛失する事件が発生し、パートタイ ム従業員であったまさみさんにぬれぎぬが着せられ解雇、逮捕、起訴となっていた ものです。弁護側は、防犯ビデオの映像を緻密に分析し、検察側の立論を完璧に くずしました。判決内容は、ほぼ弁護側立証を合理的であると追認するかたちの ものとなっています。
ローカルな事件ですが、讀賣は比較的きちんと事件内容をフォローしていました。 他の社の中には無罪と聞いて弁護士事務所に電話してきたものの、事件について まったく知らず、一から説明しなければならなかった社もあったようです。そん な電話だけの取材でどんな記事を書いたのか、見てみたいものです。
ベテランの主任弁護人も、刑事事件でのここまでの完璧な勝訴は初めての経験と 語っていました。
事実を積み上げていくこと、やはり刑事裁判での勝利はこれしかないなぁとあら ためて感じています。
検察が控訴してくるかどうか、また、青梅信金は刑事での敗訴を見込んでのこと か、別に民事でまさみさんを訴えており、今後の青梅信金の対応にも注目する必要 があります。
まさみさんは、ゴビンダさんを支える会の集会などでも何度も冤罪を訴え、 またゴビンダさんに対しても温かい配慮をしてくれました。
ゴビンダさんを支える会としても、きょうの判決をいっしょにお祝いしたい気持 ちです。