●今井明の写真館・9　（2004年2月）

自衛隊は憲法9条の平和力に包まれているのです

　「今日（2/8）は抗議行動というわけではないので」と簡単な打ち合わせの後、エスペランザとおむすび丸号の二隻に分乗してヨコスカ平和船団が岸を離れた。向かうは海上自衛隊横須賀基地に停泊中の護衛艦「むらさめ」（4,550トン、艦船番号101）。2月16日の出港を前にしたアピール行動だた。

　自衛隊のイラク派兵は、陸上・航空自衛隊に続いて輸送艦「おおすみ」（8,900トン、呉基地）と「むらさめ」の出港で陸・海・空三軍のそろい踏みとなる。

　陸上に訴えの声が響く。「自衛官のみなさん。自衛隊のイラク派兵の法的根拠になったいるイラク特措法でも、戦闘地域に送り出すようにつくられていません。自衛隊は戦争はしない、戦争地域に送ることが出来ない、という憲法9条の平和力に包まれています。そのことによって疑いようもなく自衛官の命が守られてきました。私たちは反戦平和を訴えていますが、自衛官のみなさんの人権や気持ちに添う平和運動でありたいと思っています。046-825-0157自衛官―市民ホットラインは、みなさんの連絡を待っています」

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