JR福知山線重大事故に関する 四組合共同申入れについてのコメント | |||||||
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JR福知山線 尼崎〜塚口駅間列車重大事故に関する 四組合共同申入れについてのコメント JR西日本・福知山線で4月25日に発生した列車重大事故は私たち鉄道に働く者にとって極めて遺憾であり、何よりも今回の事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様方に対して衷心よりお悔やみ申し上げます。また負傷された方々に心よりお見舞い申し上げます。 私たちはJR西日本に働く労働者として、二度とこのような事故を起こすことのないよう、安全確保に向けて全力を尽くし、安全な鉄道の再構築を誓うものです。 私たち鉄道事業に従事する者にとって、安全確保は最大の使命です。今回の事故では現段階で亡くなられた方91名、負傷者456名に至る大惨事であり、国民・利用者の信頼を著しく失墜しました。私たちJR西日本で働く者としてその責任を痛感しています。 鉄道における安全を確保するとの思い、そして、鉄道、JRへの信頼回復のため、私たち四労組は以下の2点について、連名で会社に申し入れることとしました。 ○亡くなられた皆様方のご遺族、負傷された方々、事故に巻き込まれ多大な損害を受けられたマンションの住人の方々全てに対しての誠意ある対応を強化すること。 ○事故原因については国土交通省航空・鉄道事故調査委員会、警察関係者によって事故調査が進められていますが、今回事故において、制限速度を超えた速度で列車が走行していたとの見方を航空・鉄道事故調査委員会の委員もしていることを鑑み、運転士をはじめとする組合員の人為的な安全意識、安全操作などソフト面に頼るだけでなく、安全運転確保のため、危険潜在箇所へのATS−P型などハード対策を早期に強化すること。 以上、二度とこのような事故を起さないとの思いを改めて誓い、四組合共同のコメントと致します。 2005年4月27日 西日本旅客鉄道労働組合 中央執行委員長 森 正 暁 国鉄労働組合西日本本部 執行委員長 上村 隆志 ジェイアール西日本労働組合 執行委員長 田村 豊 建交労 西日本鉄道本部 執行委員長 山本 恵三 Created bystaff0 and Staff. Created on 2005-04-28 23:58:13 / Last modified on 2005-09-05 03:16:59 Copyright: Default |