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資本論を読む会(世田谷)のご案内
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2026/04/26 資本論を読む会(世田谷)のご案内

◆当会主宰の宮崎氏による英語版翻訳『資本論』をテキストにした輪読会です(もちろん各出版社刊の邦訳と読み比べています)。
 第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」の第3節「価値の形式、または交換価値」(宮崎氏)を時間をかけ学んでいます。前回は「一般的価値形式から貨幣形式への移行」のところを読み合わせ、基本的な疑問=「何故、マルクスは、こうも長々と価値等式(AからD)を取り上げ、貨幣にたどり着くまでの論理を展開し、説明し、理解させようとするのか、マルクスの本当の意図は何なのか、難解で、複雑で、投げ出したくなるような、手間のかかる読解を迫るのか」が出されました。
 これに対しては、確かに「何事も科学は最初が難しい。特に第一章、ことに商品の分析を含む節の理解は最大の困難となるであろう」とマルクス自身が言っているように(第一版序文)このところは難解です。本文には次のような趣旨が述べられています。「諸商品が自らの使用価値の雑多な現物形態とは著しい対照をなしている一つの共通な価値形態ー貨幣形態をもっているということだけは誰でも知っている。しかし、ここでなされなければならないことは「貨幣形態の生成を示すこと」「したがって諸商品の価値関係に含まれている価値表現の発展をその最も単純な最も目立た姿から光まばゆい貨幣形態に至るまで追跡すること」「これによって同時に貨幣の謎も消え去る」(全集版原62頁)と。
 こうして「A. 最初に出会う、または偶然的な価値の形式」「B. 全体的または拡大された価値形式」「C. 一般的価値形式」「D. 貨幣形式」(宮崎氏)の段階を追っていくことになる、ということで集約されました。
 次回はさらに「貨幣形式への移行」とともに「商品の物神崇拝とそれに係る秘密」を検討する予定です。

◆当読者会では、『資本論』を読み、参加者それぞれが思い思いの見解で意見交換しています(多々脱線あり)。トランプの粗暴な戦争と二枚舌の言動で混乱を極めながら資本主義的世界は腐朽の度合いを深めています。アメリカ・イスラエルの卑劣で野蛮な戦争に、全世界の働く者たちとともに反対の意思を集中していかなければなりません。また国家資本主義的経済を土台としながらイスラム専制をひくイランの”強権”支配は克服されるべきですが、それはイラン国内外の労働者、勤労国民が連帯して解決すべき課題です。トランプ・ネタニヤフの強盗的振る舞いやロシアのウクライナ侵略が示しているように、現代世界がかつてのような「力による”分捕り合戦”」の時代、あからさまな帝国主義の時代に逆戻りしていることは確かです。幅広い反帝国主義の力強い闘いを進めていく必要があるでしょう。
 当会には資本主義の批判お声者はもとより、賛成の方も参加なさっています。テキスト(英語版宮崎氏訳)は英文、和文とも用意してあります。手ぶらでご参加ください。共に学び語り合いましょう。また、メーリングリストへの登録により、Zoom の参加も可能です。

           記
◆日時
 第204回  2026年 4月 26日(日) 午後6時半より9時まで。

◆テーマ
 第一篇「商品と貨幣」第一章「商品」の第3節「価値の形式、または交換価値」(全集版では「価値形態または交換価値」)を引続き検討します。
 ★会場は 『世田谷区立男女共同参画センター・ラプラス』(世田谷区太子堂1-12-40グレート王寿ビル3〜5F)

  東急田園都市線 三軒茶屋駅下車 昭和女子大正門右横。
  会費・入会金は無料ですが、1〜200円以下でのカンパをお願いしています
  第205回(5/10)、第206回(5/24)と続きます

◆連絡先
 資本論を読む会(代表 宮崎恭一) kyo-miya@k08.itscom.net 03-3720-1621(宮崎) メーリングリストの会員も募集中です。

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