本文の先頭へ
憲法映画祭2006(東京・文京シビックホール=地下鉄後楽園駅・春日駅)
Home 検索

2026/04/18 憲法映画祭2006(東京・文京シビックホール=地下鉄後楽園駅・春日駅)

投稿者: 花崎哲

第87回憲法を考える映画の会 憲法映画祭2026

日時:2026年4月18日(土)10時20分〜20時40分
会場:文京シビックホール(2階)小ホール(春日駅2分・後楽園駅2分)
*昨年までの会場と会場が変わりました。ご注意下さい

■プログラム
4月18日 10:00 開場 10:20 開会
10:30〜13:10 映画「二十四の瞳」
13:10〜13:50 食事休憩
13:50〜15:50 映画「ラストメッセージ 不死身の特攻兵佐々木友次伍長 」
16:00〜18:10 映画「ありふれたファシズム 野獣たちのバラード 」
18:10〜18:20 アニメ「戦争のつくりかた What Happens Before War 」
18:30〜20:40 映画「百姓の百の声」

■ 参加費:1日券一般2500円(若者1500円)
1回券一般1000円(若者500円)
*『二十四の瞳』のみ入場無料(1日券の対象に入りません)

戦争を体験した人たちが、日本国憲法をどのように受け止め、それに未来を託したのかを感じ、考えたいと思いました。
その日本国憲法をなぜ変えようとするのでしょうか?戦争ができる軍隊を持ちたいからですか?
強力な権力を持って、思いのままの政治を行いたいからですか?

私たちは、今回選んだひとつひとつの作品の作り手が何を伝えようとして作品を創ったのか、考えていきたいと思います。
5つの上映作品の作り手が伝えようとしているもの。それは人々の「いのち」が大切にされ、生き生きと生きていける社会ではないでしょうか。
それはまた日本国憲法が世界に向けてめざそうとしたものだと思うのです。

10:30〜13:10 映画「二十四の瞳」

昭和3年、小豆島の分教場に⼥性教師、⼤⽯先⽣が赴任してきた。12⼈の教え⼦たちはみんな⼤⽯先生を慕い、彼⼥もまたこの子たちの美しい瞳を濁したくないと願う。しかし、日本中を覆う戦争の暗雲は、やがて否応なしに子どもたちの運命を狂わせていく。 
⽊下恵介監督は、子どもたちの澄んだ瞳を素直に映し出すことに努めつつ、戦争に対する怒りを弱者の流す涙を持って静かに訴えかけていく。  (156分/1954年/⽊下恵介監督作品)

----------------------------------------------------------------------------

13:50〜15:50 映画「ラストメッセージ不死身の特攻兵佐々木友次伍長」

上官の命令が絶対とされた戦時下で「死んで来い」と9回“特攻出撃”を命じられ、9回とも生還した兵⼠がいた。佐々⽊友次伍長21歳。陸軍最初の特攻隊「万朶隊」操縦⼠。⼆度も敵艦船に「突入」「戦死」と報じられ「軍神」 扱いされたが、奇跡的に生還。「十死零生」の特攻攻撃から佐々⽊伍長はなぜ生還できたのか? それに対し「軍」は上官はどう応じ、彼をどう処したのか?本人の証言をもとに、日本の軍隊とは問う。 (98分/2021年/上松道夫監督作品)

----------------------------------------------------------------------------

16:00〜18:10 映画「ありふれたファシズム野獣たちのバラード」

“ファシズムは…あなた自身の心の奥にもある!” この映画の目的は、ファシズムをあの時代の典型的な現象として理解し、当時の普通のドイツ人の精神を明らかにし、なぜ彼らがヒトラーに従っていったか、いかにしてナチズムが彼らの弱点を見いだし、それをうまく利用したかを説明することにあった。
ファシズムを生み出す土壌について、人間を野獣に変え、人間を破壊していくやり口について考察し、人間が人間であるために何がなされねばならぬかを深く考えたい。ポピュリズムに覆われた今の政治、社会の状況に重ねて、その危険を考える。 (129分/1965年/ミハイル・ロンム監督作品)

18:10〜18:20「戦争のつくりかたWhat Happens Before War」

日本人は約80年、直接には戦争を経験していない国の中で生きてきました。しかしこのまま行けば、次の世代が戦争を経験することになってしまうかもしれません。戦争を知らない世代が、自分たちの都合や責任感の無さによって、次の世代に戦争を押し付けてしまうことになるかもしれないのです。
40人のクリエイターが反戦への思いを込め、力をあわせて完成したアニメーション。(8分/2015年/アニメーションプロジェクトNOddIN制作)          

----------------------------------------------------------------------------

18:30〜20:40 映画「百姓の百の声」

⾃然と向き合い、作物を熟知する、農業従事者の⼈々にスポットを当てる。「農」をテーマに全国の農家の⼈々の知恵や工夫、そして⼈⽣を丁寧なインタビューと美しい映像で紡ぎ出す。彼らが畑で何と格闘しているのか、ビニールハウスの中で何を考えているのか。⼩⼿先では解決できない様々な矛盾を独自の⼯夫で克服する彼らの姿を通し、多くの人々が「風景」としか見ていない営みのコアな姿を、鮮やかに浮かび上がらせていく。 (130分/2022年/柴⽥昌平 監督作品)

【「プログラムの作品を選んだ理由」または「映画を見て考えたいこと」】
 憲法映画祭は今年で10回目になります。
 第2次安倍政権が、の具体的に改憲を言い出した年(2013年)に、それへの危機感から始めたこの「憲法を考える映画の会」も13年、87回目になります。
 「映画の会」を始めたころ「いつまでこの映画会を続けるの?」と聞かれて、「力及ばず、憲法が変えられてしまったら終わりにします」と冗談めかして言ったことを覚えています。
 その憲法、公布から80年目にして、今や最大級の危機にあるのではないでしょうか。
 いま、私たちも、そうした危機の中にあることを強く認識し、改憲の動きを止める活動をして行きたいと思います。
 憲法の本来の役割とは何か、とくに日本国憲法がめざしているものは何なのかを、多くの人と共に考え、憲法がめざす社会をつくるのに、この「映画の会」の活動が役に立てるようにしていきたいと思います。
『二十四の瞳』『ラストメッセージ』…
 今回の映画祭では、まず、戦争を体験した人たちが、戦争を、あるいは軍隊というものをどのように記憶したかを映画を見ることによって気持ちを共にしたいと思います。
 そうした「戦争は嫌だ」という思いの中からできた「日本国憲法」を当時の人々はどのように受け止め、それに未来を託したかを、映画によって追体験したいと思います。
『ありふれたファシズム』『戦争のつくりかた』…
 人といのち、そして文化をも壊していく「戦争」、それを生み出したのも私たち一人一人です。しかし今、そうした戦争という過ちが繰り返されようとしています。もう一度、日本国憲法がめざしたものは何なのかを考えるところから「人」と「国」、あるいは「人」と「社会」について考えたいと思います。
 なぜ日本国憲法を変えようとするのでしょうか?
 戦争ができる、戦争を自ら始めることのできる「軍隊」を持ちたいからですか? 
 人と人と殺し合いをさせることで儲けたいと思うからですか?  強力な権力を持って思うままの政治を行いたいからですか?
 そうした権力を縛る縄の役割するのが憲法の役割ではなかったでしょうか。
“ファシズムは…あなた自身の心の奥にもある!” 
 戦争をさせないために、今、私たち一人一人がしっかりとした考え方を持つことが大切ではないでしょうか。
『百姓の百の声』…
 日本国憲法、そのめざしているものは、いのちが大切にされ、生き生きと生きることができる社会を創り出すことではないでしょうか。 
 映画祭のラストは、生きものを育み、生き生きとした未来をつくり出す「人」の力と喜びを感じて、気持ちを力づけていきたいと思います。


このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について