本文の先頭へ
80年前の戦争が今を生きる世代にまで負わせている心の傷 ドキュメンタリー映画「父と家族とわたしのこと」公開(5/15〜 長野)
Home 検索

2026/05/15 80年前の戦争が今を生きる世代にまで負わせている心の傷 ドキュメンタリー映画「父と家族とわたしのこと」公開(5/15〜 長野)

案内→https://x.gd/UigzB

ドキュメンタリー映画「父と家族とわたしのこと」
戦後80年。トラウマが静かにほどけ始める。
劇場公開日:2026年3月14日

撮影・監督・プロデューサー:島田陽磨(しまだ・ようま)
配給:日本電波ニュース社
2026年/日本/カラー/127分/ドキュメンタリー
公式サイト:https://x.gd/saaI8Q
予告編:https://x.gd/SpmSB

 語られなかった戦争の傷

 大阪市で喫茶店を営む藤岡美千代。
 幼い頃、父から激しい虐待を受けて育った。
 10歳の時にその父が自死したと聞き、思わず万歳してしまうほどだった。
 だが成長後、彼女自身もまた、娘を虐待してしまうという苦悩を抱えることになる。

 神奈川県でタクシー運転手をする市原和彦。
 幼少期、父が母に浴びせた「この淫売女が」という黒声は、今も消えない傷として胸に刻まれている。
 40代で結婚するが、妻に日常的に暴力を振るってしまったことを、死別した今も悔い続けている。

 シングルマザーの佐藤ゆな(仮名)もまた、幼少期の唐待により複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱え、娘との向き合い方に迷い続けている。
 新興宗数に傾倒した母からの過剰な支配は、今も彼女の心を締めつけている。
 三人が抱える「生きづらさ」は、どこから来たのか。
 取材を進めるなかで浮かび上がったのは、彼らの父や祖父が、いずれも戦争に従軍していたという共通点だった−。

 生きづらさの、こたえを求めて子どもたちは、親をたどる

 近年、帰還兵の多くが深刻なPTSDを抱えていた事実が、ようやく明らかになりつつある。
 癒やされなかった心の傷は、DVや依存症という形で子や孫へと受け継がれることがあり、肉親間の断絶を引き起とすこともある。
 その連鎖を、いかにして断ち切ることができるのか。
 本作でこのテーマに挑んだのは、「ちょっと北朝鮮までいってくるけん。」「生きて、生きて、生きろ。」を手がけてきた島田陽磨(日本電波ニュース社)。
 戦争や国家分断という巨大な力に翻弄されながらも、自らの足で立とうとする(個人)を記録してきた監督と、戦後日本の現実を記録し続けてきた日本電波ニュース社が、戦後80年の節目に、受け継がれた痛みと向き合う人々の姿を静かに見つめる。

劇場情報:https://x.gd/elPhH
宮 城 フォーラム仙台       4月17日(金)〜
山 形 フォーラム山形       4月17日(金)〜
福 島 フォーラム福島       4月17日(金)〜
東 京 ポレポレ東中野       3月14日(土)〜
神奈川 横浜シネマリン       4月11日(土)〜
神奈川 あつぎのえいがかんkiki 4月18日(土)〜
埼 玉 川越スカラ座        5月9日(土)〜
長 野 長野相生座・ロキシー    5月15日(金)〜5月28日(木)
愛 知 シネマスコーレ       5月2日(土)〜
大 阪 第七藝術劇場        3月28日(土)〜
京 都 京都シネマ         4月24日(金)〜5月1日(木)
鳥 取 ええがな大山        8月1日(土)のみ
 10:00/14:00の2回上映
 会場:大山町なかやま温泉
沖 縄 桜坂劇場          6月13日(土)〜

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について