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没後50年記念ドキュメンタリー映画「谷口善太郎 たたかう小説」上映会(3/29 石川・能美市)
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2026/03/29 没後50年記念ドキュメンタリー映画「谷口善太郎 たたかう小説」上映会(3/29 石川・能美市)

案内→https://x.gd/ZWJRT

 石川県能美市出身のプロレタリア作家谷口善太郎の映画 初上映

 能美市出身のプロレタリア作家、谷口善太郎(1899〜1974年)の長編ドキュメンタリー映画「谷口善太郎 たたかう小説」が3月29日、同市辰口福祉会館で全国初上映される。
 谷口善太郎を顕彰する石川の会などでつくる上映実行委員会事務局の佐藤公男さん(76)=加賀市=は「文学を通じて世の中を告発した谷口の存在を知ってほしい」と話す。
 谷口は現能美市和気町の貧農出身で、京都で清水焼の仕事に就いた。
 世界恐慌後の不況で大学進学資金を失い労働運動に参加。
 治安維持法違反で共産党員らが弾圧された1928年の三・一五事件で逮捕された。
 自宅軟禁状態の中、須井一(すいはじめ)や加賀耿二(こうじ)などのペンネームで古里の農村や清水焼の職場で働く人を描いた。
 代表作は「綿(わた)」「清水焼風景」。
 戦後は京都選出の共産党衆院議員になり、「谷善」と呼ばれた。
 映画は、京都市出身の土本貴生監督が、谷口の没後50年、治安維持法制定100年に向けて制作。
 2021年から能美市や京都市で撮影し、谷口の家族や隣人、文芸評論家ら10人以上にインタビューした。
 111分。
 ナレーションは劇場アニメ「千と千尋の神隠し」で主人公の千尋の声を担当した女優柊(ひいらぎ)瑠美さん。
 俳優今里真さんが谷口の小説を朗読し、俳優川合諒さんが谷口の独白を演じた。
 土本監督は昨今の政治状況を踏まえ「戦前からの100年余が現在まで続いている実感を共有したい。谷善の文学が語り継がれ残されることを願ってやまない」とコメント。
 能美市郷土史家の北村周士(しゅうじ)さん(45)は「能美の風土、貧農で九谷焼工場で働いた経験があったから、京都に行ってからの谷善がある。なぜ和気の地が後の谷善を生んだか、考えるきっかけになる」と話す。
 実行委は5月に加賀、小松両市、6月に金沢市でも上映を計画。
 DVDの団体への貸し出しを検討する。

 辰口福祉会館での上映は午前10時半と午後2時の2回。
 チケットは千円(当日1500円)、学生500円、障害者は無料。
 原作の「谷善と呼ばれた人」や、県内が舞台の作品を集めた「谷口善太郎小説集」も販売する。
(問)近藤啓子・副委員長090(2033)5693

谷口善太郎没後50年記念ドキュメンタリー映画「谷口善太郎 たたかう小説」
声の出演:柊瑠美(ひいらぎ・るみ) 川合諒 今里真
製作・構成・監督:土本貴生
企画協力:谷口善太郎を語る会/谷口善太郎を顕彰する石川の会
特別協力:谷口佳子
配給・宣伝:京都映画センター
2025年|日本| 111分|ドキュメンタリー
公式サイト:https://x.gd/6Y1py

没後50年記念ドキュメンタリー映画「谷口善太郎 たたかう小説」上映会
日 時:3月29日(日)午前10時半/午後2時
場 所:能美市(のみし)辰口(たつのくち)福祉会館
 〒923-1245 石川県能美市辰口町ヌ10
 JR「小松駅」から加賀白山バス辰口温泉行きで33分、終点下車、徒歩5分
 アクセス→https://x.gd/tITDS
 地図→https://x.gd/3YozH
チケット:1000円(当日1500円)、学生500円、障害者は無料
主 催:上映実行委員会
問合せ:090(2033)5693(近藤啓子・副委員長)
※原作の「谷善と呼ばれた人」や、県内が舞台の作品を集めた「谷口善太郎小説集」も販売する。

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