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韓国最大のタブーに切り込んだ劇映画『済州島四・三事件 ハラン』公開(4/3〜 東京・ポレポレ東中野、愛知・シネマスコーレ、大阪・第七藝術劇場)
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2026/04/03 韓国最大のタブーに切り込んだ劇映画『済州島四・三事件 ハラン』公開(4/3〜 東京・ポレポレ東中野、愛知・シネマスコーレ、大阪・第七藝術劇場)

案内→https://x.gd/xYcNb

済州島四・三事件 ハラン
※ハラン:冬に漢拏山(ハルラサン)で咲く蘭
また一枚、歴史の闇が剥がされる――
劇場公開日:2026年4月3日

原題:한란
監督:ハ・ミョンミ
脚本:ハ・ミョンミ
プロデューサー:ヤン・ヨンヒ
出演:キム・ヒャンギ(主人公・母アジン役)/ キム・ミンチェ(娘ヘセン役)/ ソ・ヨンジュ / キム・ウォンジュン
製作国:韓国
配給:シネマスコーレ、MYSTERY PICTURES
2025年|韓国|ドラマ|韓国語|カラー|119分|シネスコ|5.1ch
公式サイト:https://x.gd/c7MJU
予告編:https://x.gd/Yn2fY

 韓国現代史において光州事件と共に隠蔽されてきた「済州島四・三事件」
 母と娘の命がけの逃避行が始まる――
 混沌とした現代に語られるべき “真実” の物語
 理不尽な暴力に追い詰められ、極限の中を生き抜く母と娘

 1948年4月3日、外国勢力による干渉に反発した済州島の一部島民が武装蜂起したことに端を発した「済州島四・三事件」。
 同年10月から政府が海岸線から5キロ以上離れた地域を「敵性区域」とみなし、 “出入りする者は無条件に射殺する” という布告文を発令。
 村民たちは難を逃れるため、漢拏山(ハルラサン)を目指す。
 一時的に村を出ることになったアジンは、村に残した6歳の娘ヘセンのことが心配でたまらない。
 その頃、村では韓国軍が老人たちを容赦なく射殺していた。
 生き残ったヘセンは、母を捜してひとり山へと向かう。
 奇跡的に再会した母と娘は、生き延びるため命がけの逃避行を始める−

 政府が繰り広げた30,000人にも及ぶ無差別虐殺
 権力によって翻弄される名もなき人々の姿を鮮烈に描く

 2007年にユネスコの世界自然遺産に登録され、リゾート地としても人気の高い韓国・済州島。
 だが、かつて凄惨な事件があったことはあまり知られていない。
 長らく闇に葬られてきた「済州島四・三事件」をテーマに本作を監督したのは、商業映画の脚本家としてキャリアを積んだハ・ミョンミ。
 移住した済州島で、名もなき女性の犠牲者たちの姿を描きたいと企画し、史実を基に母と娘の物語を完成させた。
 冬に漢拏山で咲く蘭〈ハラン〉のように強い人間の意志と生命力を作品名に込め、全編を済州島で撮影した。
 主人公アジンを演じるのは、天才子役としてデビューし、演技派女優へと成長したキム・ヒャンギ。
 大ヒット映画『神と共に』2部作では第39回青龍映画賞の助演女優賞、そして『無垢なる証人』では第39回韓国映画評論家協会賞の最優秀女優賞を受賞するなど、その演技力が高く評価されている。
 いつの時代も罪のない “弱き者” たちが、国家権力によって翻弄される姿を描き出す。

「済州島四・三事件」とは
 1945年の日本敗戦に伴い、朝鮮半島ではアメリカ軍とソ連軍が進駐して占領統治が行われていた。
 1948年、アメリカ軍が南朝鮮での単独選挙を決定すると、南北統一を願う左派の済州島民が反発し、4月3日に武装蜂起。
 国防警備隊や警察、極右集団により長期間にわたり島民が弾圧され、1954年9月までに30,000人近くが犠牲になったとされる。
 政府の反共路線の中で長らく真相が伏せられていたが、2000年、真相究明と犠牲者の名誉回復がなされることとなった。

劇場情報:https://x.gd/mm1R9
東京 ポレポレ東中野 4/3(金)〜
愛知 シネマスコーレ 4/3(金)〜
大阪 第七藝術劇場  4/3(金)〜

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