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梁・永山聡子さん講座「誰が着てもよいのか?ーチマ・チョゴリの政治社会学」
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2026/02/14 梁・永山聡子さん講座「誰が着てもよいのか?ーチマ・チョゴリの政治社会学」


■ファッションで描く社会〜装い・お手入れ・自分らしさ【ふぇみ・ゼミ2025】
私たちは、ファッションや身なり、そして身体そのものを通して、自分を表現し、社会と深く関わっています。しかし、こうした身体表現は、自分らしさを探求するだけにとどまらず、社会の規範や不平等を映し出し、差別や抑圧を無自覚に再生産している側面があります。
例えば、美容整形や化粧、そして脱毛といった行為は、個人の「美」の追求であると同時に、ルッキズムや資本主義といった社会的な力と結びつき、身体に特定の規範を生み出す仕組みでもあります。また、美的労働を通じて、外見が労働の評価対象となる現代社会の不平等が浮かび上がります。さらに、入れ墨や民族衣装は、文化実践であると同時に、差別の歴史や抑圧の記憶を含んでもいます。そして、私たちが身につける衣服の背後には、グローバルな貧困と搾取の現実が隠されています。
この講座の目的は、単に知識を得るだけではありません。ファッションや身体に関する様々な研究と実践を通して、身体、経済、ジェンダー、民族、階級、障害がどのように絡み合い、この社会の不平等な構造を作っているのかを探ります。この講座で得た学びを、自分自身の装いや身体の実践に引きつけて考えることで、不平等や差別をなくしていくための、具体的な一歩をそれぞれが見つけていくことを目指します。

■日程
2月14日(土)18:00〜20:00

■講座概要
2025年9月1日、関東大震災で犠牲となった朝鮮人を追悼する式典で、ある女性ジャーナリスト/市民運動家が、自身のSNS上でチマ・チョゴリを着て、큰절(膝をついて行う朝鮮の最も丁寧なお辞儀)をすることを表明した。
この投稿の後、「日本人女性がチマ・チョゴリを着ること」に対して賛否両論の意見が広がり、その議論はしばらく続いた。
では、なぜこのような賛否が起きたのだろうか。
チマ・チョゴリは単なる「朝鮮の民族衣装」という枠にとどまらず、朝鮮半島と日本の歴史的関係の中で特別な意味を持っている。
それは時に民族差別の対象となり、時にセクシュアリティの象徴として扱われ、また時に「かわいい」の象徴として消費されてきた。
一方で、南北朝鮮、在日朝鮮人、そして他の在外朝鮮人たちは、それぞれの地域で「ジェンダー化された象徴」としてのチマ・チョゴリと向き合いながら、新しい民族衣装のあり方を模索してきた。その多様で豊かな展開を、できる限り紹介していきたい。

■講師プロフィール
〈梁・永山聡子さん〉
「右手に資本論、左手にCanCam」をモットーに生きてきた。その背景には、出版関係の両親、洋服・鞄の加工工場を経営している親戚が複数いたことにより「装い」が身近にあったことから、常に関心事の1つ。進学前には某アパレルメーカーで働き有名ファッションビルで販売員もしていた。
社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動
研究課題:ポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)
在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会、1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動・事務局他で活動。在日朝鮮人3世である。

■ご予約・詳細は以下のURLから!
https://fashion-femi.peatix.com/

■開催方法
ハイブリッド開催(Zoom/東京・赤羽会場)

■日程・講師・各回テーマ
第1回 11月16日(日)18:00〜20:00 河野夏生さん「脱毛プロパガンダ〜表象から読み解く日本の脱毛文化〜」
第2回 11月29日(土)19:00〜21:00 ほんまなほさん「ボールルーム・カルチャーとファッション:大阪・釜ヶ崎での実験から」
第3回 12月14日(日)19:00〜21:00 谷本奈穂さん「美容整形の動機に見るジェンダー」※完全オンライン開催
第4回 2026年1月10日(土)18:00〜20:00 西倉実季さん「美的労働(aesthetic labour)から見る職場のルッキズム」
第5回 2026年1月24日(土)18:00〜20:00 石田依子さん「刻まれる沈黙――『海の沈黙』における海・身体・制度の交錯」
第6回 2026年2月14日(土)18:00〜20:00 梁・永山聡子さん「誰が着てもよいのか?ーチマ・チョゴリの政治社会学」
※Zoomと東京・赤羽会場を併用するハイブリッド開催(録画配信有)
※第3回のみ完全オンライン開催

■チケット代
▽一回券
・一般 1,980円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 1,650円(税込)
・2025年度ふぇみ・ゼミU30受講生 1,100円(税込)

▽全6回通し券
・一般 11,300円(税込)
・2025年度寄付者〈10,000円以上〉・学生 9,500円(税込)

*寄付者の方にはパスポート以外にもさまざまな特典がございます。これを機にご寄付/パスポートのご利用をご検討ください(https://femizemi.org/donate/tokuten/)

■お問い合わせ
ふぇみ・ゼミ事務所 〒115-0044 東京都北区赤羽南2丁目4-7 鷹匠ハイツ403
メール  femizemi2017@gmail.com
HP  https://femizemi.org/
ご予約・詳細 https://fashion-femi.peatix.com/

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