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集会・デモの自由を―埼玉「植樹祭」弾圧から考える(東京・文京)
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2025/12/21 集会・デモの自由を―埼玉「植樹祭」弾圧から考える(東京・文京)

投稿者: 野村洋子

集会・デモの自由を―埼玉「植樹祭」弾圧から考える
日時:12月21日(日)13時半〜
場所:文京シビック4Fホール

集会内容
・実行委からの報告
・今回の弾圧について 川村弁護士
発言
・茨城育樹祭弾圧
・「争議非合法化攻撃=情宣活動禁止攻撃と集会・デモの権利」
・「ヘイトデモは表現の自由?―カウンターの現場から」
・オリンピックと公共空間
・埼玉実行委(弾圧当該)

参加費:500円
主催:もうやめよう!「植樹祭」埼玉実行委
連絡先 08050902451(野村)

 今年5月25日に秩父市で行われた、天皇行事=埼玉「植樹祭」反対の現地デモは、デモ
出発前から右翼による激しい攻撃に見舞われ、警察もまた右翼を野放しにする状況になり
ました。
「これは、公園や公共施設を貸し出さない、あるいは仮予約を後から取り消す、といった
行政の姿勢と一体のものでもあります。」 それだけでなく、逆に右翼が「暴力を受けた
」と申し立てた結果、「傷害事件」がでっち上げられ、仲間に対する埼玉県警・秩父署か
ら複数回の出頭要求おこなわれ、事件は検察に送検された状態です。 
 
 天皇課題に取り組むたびに、右翼の暴力・妨害と警察の弾圧にあう。会場施設や公園使
用もままならないことが当たり前のようになっていますが、それらの攻撃と地道に闘い続
けてきた運動があります。

 86年、富山美術館による天皇ヒロヒトをモチーフにした作品の非開示、89年天皇代替わ
りの時の静岡県の集会施設貸出拒否、天皇・皇后への抗議弾圧は95年宇都宮、2013年東京
国体などがあり、裁判や弁護士会への人権侵害申し立てなど粘り強く闘われてきました。
これらは、天皇制という翼賛体制をつくりだす装置ゆえの憲法・法律違反の行政・警察に
よる自主規制や同調圧力によるものといえます。

 また、表現の自由の侵害は、反天皇制運動だけではありません。右翼の妨害行為や地域
住民からの苦情を理由にした集会場規制、指定管理者制度や登録団体制度、地域住民によ
る使用に限定するなどさまざまな手法でおこなわれています。
 日本が戦争する国へと変貌する中で、差別・排外主義政党の支持が拡大し、現職防衛相
が沖縄の反戦、反自衛隊闘争を批判し、国会に国旗損壊罪を追加する刑法の一部改正案が
提出される事態になっています。

 改めて、今回の弾圧とはなんであったのか、集会場を貸さない、表現の自由の侵害・人
権侵害とどう闘ってきたのかを共に考え、今後の闘いにつなげていく契機として集会を企
画しました。ぜひご参加をお願いします。

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