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伝説のドキュメンタリー2Kレストア版「チリの闘い:武器なき民の抵抗」公開(12/27〜 沖縄)
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2025/12/27 伝説のドキュメンタリー2Kレストア版「チリの闘い:武器なき民の抵抗」公開(12/27〜 沖縄)

案内→https://x.gd/5LwWY

チリの闘い:武器なき民の抵抗
劇場公開日:11月21日(金)

「史上最高のドキュメンタリー」と名高い伝説のドキュメンタリーの2Kレストア版が公開。

 アジェンデ政権の終焉を迫った、歴史的映像証言

 1970年、チリで民主的に選出された初の社会主義政権。
 希望に満ちた革命は、やがて激しい分断と暴力に呑み込まれていく——。
 『チリの闘い』は、サルバドール・アジェンデ政権が軍事クーデターに倒れるまでの最後の数ヶ月を、当時の現場で撮影し続けた映像記録である。
 国会内の応酬からストライキとデモ、銃声とともに倒れるジャーナリスト、空爆で崩れ落ちる大統領府までを捉えた、3部作構成となっている。
 本作は、カンヌ国際映画祭(監督週間)やベルリン国際映画祭(フォーラム部門)、ハバナ映画祭をはじめとする世界の主要映画祭で絶賛されたうえ、Time Out誌によって「映画史上もっとも偉大なドキュメンタリーの一つ」と称され、政治ドキュメンタリーの金字塔として語り継がれている。

 亡命・密輸―映画史を揺るがした、伝説のドキュメンタリーが蘇る

 『チリの闘い』は、クーデター当日まで撮影を続けた命がけの記録である。
 1973年9月11日、サルバドール・アジェンデ政権を武力で崩壊させた軍部は、グスマンを国立競技場に拘束。
 銃口の下、15日間にわたり収容されたのちに釈放され、彼は国外亡命を決意する。
 素材は撮影メンバーにより密かに国外へ持ち出され、亡命先であるキューバ・ハバナの国立映画芸術産業庁ICAICの協力のもと編集が行われた。
 このたび完成した2Kレストア版は、そのオリジナル素材から5年の歳月をかけて修復されたもの。
 1973年のチリを揺るがした真実が、鮮やかな映像と音声と共に蘇る。

第1部 ブルジョワジーの叛乱(101分)
 左派の選挙勝利に対し、右派はストライキや妨害工作で政権転覆を図る。
 混乱が広がる社会の実態を捉える。

第2部 クーデター(92分)
 軍のクーデター未遂が予行演習となり、緊張が高まる。
 そして9月11日、政権崩壊の瞬間を迎える。

第3部 民衆の力(83分)
 ストライキに対抗し、自主管理を始める民衆。
 草の根の運動は、体制変革を求める力へと発展していく。
(以上公式サイトから)

『チリの闘い:武器なき民の抵抗』
原題:LA BATALLA DE CHILE La Lucha de un Pueblo sin Armas/The battle of Chile
1975、1976、1978年/チリ・フランス・キューバ/フランス語・スペイン語/276分/5.1ch/1:1.85
製作・監督・脚本:パトリシオ・グスマン
支援:クリス・マルケル、キューバ映画芸術産業庁、マッカーサー基金
日本語字幕:比嘉世津子
配給・宣伝:アップリンク
公式サイト:https://x.gd/Ai2cJg
予告編:https://x.gd/ZcNScR

劇場情報:https://x.gd/LdUhx
東 京 アップリンク吉祥寺      11月21日(金)〜11/27 終映未定
 11月23日(日)『【第3部:民衆の力】』11:05
 11月24日(月)『【第2部:クーデター】』15:05
 11月25日(火)『【第1部:ブルジョワジーの叛乱】』14:55
 11月26日(水)『【第3部:民衆の力】』15:00
 11月27日(木)『【第2部:クーデター】』15:00
    https://x.gd/S4PbL
神奈川 横浜シネマ・ジャック&ベティ 11月21日(金)〜11/27 終映未定
長 野 上田映劇           12月26日(金)〜
愛 知 ナゴヤキネマ・ノイ      12月6日(土)〜
京 都 アップリンク京都       11月21日(金)〜11/27 終映未定
兵 庫 Cinema KOBE    12月6日(土)〜
沖 縄 桜坂劇場           12月27日(土)〜

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