2025/11/08 戦後80年 未来につなぐ 平和憲法 憲法理念の実現をめざす第62回護憲大会（11/8-10横浜）
戦後80年 未来につなぐ 平和憲法憲法理念の実現をめざす第62回大会（第62回護憲大会）
開 催 概 要
※９月16日現在
大会スローガン：
●全世界の恒久平和、地球環境と人権を守るため、日本国憲法の平和理念を広めよう
●改憲発議を断念させるとともに、戦争法をはじめとした違憲立法を廃止しよう
●敵基地攻撃能力の保有、ＧＤＰ比２％枠突破や自衛隊明記の９条改悪を阻止し、軍拡
路線を止めよう
●軍事基地・軍隊のない沖縄・日本をめざそう
●日米地位協定の抜本的改定と米軍基地の縮小・撤去をすすめよう
●オスプレイ配備、南西諸島ミサイル基地化、自衛隊基地・米軍基地の相互運用や合同
演習の増大など日米軍事一体化を阻止しよう
●災害救助隊の整備など、憲法理念にもとづく平和基本法を制定しよう
●東アジアの緊張を煽る日米韓の軍事協力に反対し、市民連帯を基本に対話と協調の平
和外交を実現させよう
●侵略戦争と植民地支配の歴史と責任を明確にし、アジアとの和解をすすめよう
●「格差と貧困」を解消し、差別や人権侵害のない多民族・多文化共生社会をつくろう
●原発事故被災者の支援打ち切りを許さず、東電・政府の責任による解決を求めよう
●原発推進のエネルギー政策を転換し、再生可能エネルギー中心の循環型社会を築こう
●原発再稼働に反対するとともに、核燃料サイクル計画を断念させ、原発事故による汚
染水の海洋放出をとめよう
●子どもの権利条約に基づく教育・福祉・環境を実現しよう
●民主的な地方自治・地方分権を確立しよう
日時と場所：１１月８日（土）〜１１月１０日（月） 神奈川県・横浜市
日時 場所
１代表者会議・分科会打合せ 11月８日（土）12：00〜13：00 関内ホール（小ホール
）
２オープニング 11月８日（土）13：30〜14：00 メイン会場
関内ホール（大ホール）
サテライト会場
関内ホール（小ホール）
３開会総会 11月８日（土）14：00〜15：00 関内ホール（大ホール）
関内ホール（小ホール）
４メイン企画 11月８日（土）15：00〜17：00 関内ホール（大ホール）
関内ホール（小ホール）
５分科会 11月９日（日）９：30〜12：30 横浜市教育会館、関東学院大学
６フィールドワーク 11月９日（日）８：50〜17：30 （全３コース）
７ひろば 11月９日（日）14：00〜16：00 横浜市教育会館、他
８閉会総会 11月10日（月）９：30〜11：00 横浜市教育会館
持ち方・内容：
【１日目】
◎オープニング １１月８日（土）１３：３０〜１４：００
メイン会場 関内ホール（大ホール） サテライト会場 関内ホール（小ホール）
出演：トラヂの会（韓国・朝鮮舞踊）、横浜中華学校校友会国術団（中国獅子舞）
◎開会総会 １４：００〜１５：００
�〜躪膸焚顱 平斉狎邯�実行委員会）
�⊆膾甜圓△い気帖 ー孫坩儖�会委員長（平和フォーラム共同代表）染 裕之
�Ｃ聾気△い気帖 仝獣麓孫坩儖�会委員長 福田 護
�は�帯あいさつ
�ネ萇个△い気帖 ‘�本労働組合総連合会など
�Υ霙環鶲董 ー孫坩儖�会事務局長（平和フォーラム事務局長）谷 雅志
�С�会総会まとめ挨拶 現地実行委員会実行委員長代行 蓼沼 宏幸
◎メイン企画（シンポジウム） １５：００〜１７：００
テーマ：「戦後日本は、どう人権を育んできたのか」
SNSなどのネットコミュニケーションを通じて偽誤情報が拡散されるなど、プライバシ
ーの侵害、差別意識による流言、誹謗中傷による人権侵害は、今や重大な社会問題とな
っています。
憲法前文では「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうち
に生存する権利を有することを確認する」と宣言しています。このことは、どこに生ま
れた誰であっても平等に保障されるべき権利を有し、尊厳を感じながら生きていくこと
ができる社会を意味します。
戦後の日本は、諸大国と肩を並べようと経済発展をめざしてきました。平和憲法のもと
で民主主義と人権が確立し、戦前の封建的思想は無くなったと思われていますが、こと
「人権」に関してはどうでしょう。「現代の奴隷制度」ともいわれる外国人技能実習制
度、女性差別や障害者差別、ヘイトスピーチ・ヘイトクライムなど、差別や偏見、排他
的な考えが大手を振って闊歩しています。世代を越えて「人権」意識を培っていくこと
は、戦争の惨禍を直接知る人々が少なくなる中、次なる惨禍を生み出さないために、な
によりも大切なことです。現代日本に必要な人権感覚について、シンポジストの皆さん
とともに考えます。
パネリスト：山花郁夫（立憲民主党 衆議院議員）
1967年、東京都調布市生まれ
立憲民主党憲法調査会長、衆議院憲法審査会幹事、衆議院総務委員会委員、他
元LEC東京リーガルマインド専任講師（公務員志望者向けに「憲法」の講義を担当）
パネリスト：阿久澤真理子（大阪公立大学 人権問題研究センター 教授／ヒューライツ
大阪理事）
1998年より姫路工業大学（現・兵庫県立大学）環境人間学部教員、2011年より大阪市立
大学創造都市研究科、2018年より同大学人権問題研究センター／都市経営研究科（社会
人大学院）教員。専門は教育社会学。研究テーマ：�”疂彭�な人権の概念が市民社会に
受容されるプロセスと、人権教育の役割 �∧冤討垢觚渋綣匆颪砲�ける差別・排除（と
くに部落差別を中心に） ��ローカル・リジョナル(アジア太平洋地域）なレベルでの
人権保障システムと政策 �Ｄ命�制高校についての研究
パネリスト：調整中（弁護士）
調整中
コーディネーター：金子匡良（法政大学 法学部 法律学科 教授）
憲法、人権法、人権政策を専攻する大学教員。現在、法政大学法学部教授。主な著書（
すべて共著）として、『人権政策学のすすめ』（学陽書房 2003年）、『人権ってなに
？Q&A』（解放出版社 2006年）、『君たちに伝えたい神奈川の裁判』（御茶の水書房
2015年）、『市民自治講座 前編』（公人社 2015年）などがある。
【２日目】
◎分科会 １１月９日（日）９：３０〜１２：３０
横浜市教育会館（桜木町駅）、関東学院大学（関内駅）
第１分科会「外国人の人権確立、排外主義に抗して」
講師：安田浩一（ノンフィクションライター）、石橋学（神奈川新聞社川崎総局編集委
員）
会場：横浜市教育会館 定員：246人
保守政党の伸張とともに排外主義が社会問題となっています。共生社会を築くためには
、国籍にかかわらず人権が保障されることが不可欠です。日本国憲法も基本的人権を定
めていますが、差別や排除の事案が後を絶ちません。
地域の実例を取り上げ、差別解消に向けて私たちはどうとりくむべきか、考えます。
第２分科会「混迷する世界秩序、憲法理念の実現に向けて」
講師：飯島滋明（名古屋学院大学 経済学部教授）、
役重善洋（パレスチナの平和を考える会事務局長、同志社大学研究員）
会場：横浜市教育会館 定員：242人
憲法前文は、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する
権利を有する」とうたっていますが、現実は、戦争や対立、分断や差別によって混迷を
深めています。国連安保理は機能せず、国際法も不遵守、日本政府も無策なままです。
イスラエル・パレスチナの現状報告を受けるとともに、「敵対的相互依存」関係の中で
進められる、日本の軍拡・基地強化の問題点について考察します。
第３分科会「多様な性を受け入れ、誰もが尊重される社会の実現」
講師：神谷悠一（LGBT法連合会 事務局長）、（講師または報告者を調整中）
会場：関東学院大学 定員：98人
社会にはさまざまな性が存在します。しかし、現実には偏見や差別によって生きづらさ
を抱える人々が少なくありません。性的多様性の理解を深め、だれもが安心して暮らせ
る社会をどのようにつくるのかを考えます。多様性を尊重する社会、誰もが公平に尊重
される社会の実現に向けて、私たちができることを考えます。
第４分科会「女性の権利とジェンダー平等の実現に向けて」
講師：竹信三恵子（ジャーナリスト、和光大学名誉教授）、
伊藤和子（弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ副理事長）
会場：関東学院大学 定員216人
低賃金や不安定な雇用など、女性には経済的な格差が生じています。その背景には、社
会の意識（ジェンダー規範）や、無意識の偏見によって女性を低く評価してしまう現実
があります。日本の現実はどうなっているのか、一方で国際的にはどのようにジェンダ
ー平等へ動いているのか、そうした課題を具体的に取り上げ、一緒に考えます。
第５分科会「憲法とともに歩んだ戦後80年（憲法入門編）」
講師：清水雅彦（日本体育大学 体育学部 教授）、
報告：染裕之（平和フォーラム共同代表）
会場：関東学院大学 定員：156人
日本国憲法は、戦後の社会の土台となり、平和・人権・民主主義を守る確固たる指針と
して在り続けています。憲法が私たちの生活をどう支えてきたのか「平和憲法」の意義
をあらためて学びます。あわせて、国会での憲法審査会の動きについても報告し、憲法
をとりまく現状を共有します。
入門編として、憲法の基本を中心に展開していきます。
?
◎フィールドワーク １１月９日（日）集合／出発／到着は、各コースをご確
認ください
�ヾ霖魯魁璽坑院仝�木航空基地・キャンプ座間 ９：30出発／16：30解散予定
※参加費6,000円（昼食込）／定員40人（先着順）／集合：大和駅
大和駅（相鉄本線、小田急江ノ島線）⇒座間キャンプ⇒健康文化センター⇒厚木基地⇒
大和駅
��基地コース２ 横須賀軍港クルーズ 10：00出発／16：30解散予定
※参加費6,000円（昼食込）／定員40人（先着順）／集合：汐入駅
汐入駅（京浜急行電鉄）⇒横須賀産業プラザ⇒汐入桟橋・軍港クルーズ⇒龍谷良長院⇒
貝山地下壕⇒田浦駅（京浜急行電鉄）
��青年企画 要塞島フィールドワークと意見交換 8：40集合.45出発／19：00解散予
定
※参加費7,000円（昼食、交流会費込）／定員45人（先着順）／集合：横須賀中央駅
横須賀中央駅（京浜急行電鉄） ⇒フィールドワーク「猿島」⇒分散会・ヴェルク横須
賀⇒
交流会・横須賀中央駅（京浜急行電鉄）周辺
◎ひろば １１月９日（日）１４：００〜１６：００
�｜聾鬼覯茵ヾ愿貘膺椋匯�朝鮮人虐殺の教訓（仮称） 横浜市教育会館（桜木町駅）
定員：216人
��基地問題交流会（企画：全国基地問題ネットワーク） 横浜市教育会館（桜木町駅）
定員：242人
�９盥酸犬僚犬ぁ焚松痢法粉覯茵Ч盥酸己刃詑膸函�高校生１万人署名活動関東ブロック
）
関東学院大学（関内駅） 定員：98人
【３日目】
◎閉会総会 １１月１０日（月）９：３０〜１１：００ 横浜市教育
会館
〇特別提起 （課題別に４〜５程度）
〇大会のまとめ 実行委員会事務局長（平和フォーラム事務局長） 谷 雅志
〇遠藤三郎賞表彰
〇平和運動賞表彰
〇大会アピール 提案・実行委員会
〇閉会あいさつ 実行委員会
宿泊：９月５日発出の護憲大会実行委員会発信文書「【第62回護憲大会】宿泊案内をお
送りします」にて宿泊のご案内をしています。９月30日までに、お申込みをお願いしま
す。
実行委員会：憲法理念の実現をめざす第62回大会実行委員会（略称・第62回護憲大会実
行委員会）
フォーラム平和・人権・環境内
〒101-0062 千代田区神田駿河台３-２-11連合会館1階
TEL：03-5289-8222 FAX：03-5289-8223
会場：
関内ホール：〒231-8455 神奈川県横浜市中区住吉町4-42-１ TEL：045-662-1221
横浜市教育会館：〒220-0044 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘53 TEL：045-231-0960
関東学院大学（横浜・関内キャンパス）：〒231-8328 横浜市中区万代町１-１-１ TEL
：045-264-4311