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ミャンマー問題講演会「軍政が強行する総選挙、それを認めない人々の抵抗」根本敬さん(12/13 14:00〜 東京・立川市)
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2025/12/13 ミャンマー問題講演会「軍政が強行する総選挙、それを認めない人々の抵抗」根本敬さん(12/13 14:00〜 東京・立川市)

案内→https://x.gd/7y1hq

 ミャンマーで軍事クーデターが2021年2月1日に起きてから4年以上が経過しました。
 軍政はクーデター勃発後、抗議デモやCDM(市民不服従運動・働くことを拒否する)に参加した人々を暴力的に弾圧、多数の死者が出ています。
 ミャンマーの治安は悪化し、ヤンゴンでも夜間の外出は控えた方がいい状況です。
 経済も低迷し、ミャンマーの通貨チャットはその価値が暴落しつつあります。
 2025年3月28日に発生したミャンマー大地震で大被害をミャンマーは受けましたが、ミャンマー軍側は民主化運動への爆撃などを地震後もやめず、まともに救援活動/復興が進められていない状況です。
 死者数の3700人以上という数字も軍政が発表したもので、ごく一部の被災を示すものと推測されます。
 こんな状況ですが、12月にミャンマー軍は総選挙を実施すると発表しました。
 しかしASEANでは検討の結果、選挙監視団を送らないことを決定しました。
 監視団を送ればこの不正な選挙そのものを認めたことになってしまうからです。
 公正な選挙が行われるためには違法クーデターで不当に拘束されたままのアウンサンスーチー氏ら政治家や、軍への抵抗運動を行った民衆が総て解放され、軍の責任者が処罰されることがまず必要です。
 このことを抜きに行われる選挙は総て認められるべきではありません。
 厳しい状況下でミャンマー民主化を願う人々は現地ではPDF(People's Defence Force:人民防衛軍)を結成して、少数民族武装勢力とともにミャンマー軍と闘い続けています。
 また世界に住むミャンマー人も募金活動やデモ、住んでいる国の政府や国連機関に様々な申し入れを行い、支援運動を続けています。
 今回こうしたミャンマーの現在の状況についてビルマ近現代史(ビルマはミャンマーの以前の名称)の研究者、根本敬さんをお呼びして講演を行っていただくことになりました。
 日本の民主主義や戦争責任を考える上でもミャンマーの歴史、現状を知ることは大切です。
 皆さんの参加をお待ちしています。

ミャンマー問題講演会「軍政が強行する総選挙、それを認めない人々の抵抗」
日 時:12月13日(土)
 13時30分 受付開始
 14時〜 講演
場 所:立川市女性総合センター 第3学習室
 〒190-0012 東京都立川市曙町2-36-2
 ファーレ立川センタースクエア内
 JR「立川駅」徒歩7分
 多摩都市モノレール「立川北駅」徒歩5分
 ※JR・モノレールから歩行者デッキでつながっています。
 アクセス→https://x.gd/LNY17
 地図→https://x.gd/31yOf
講 師:根本敬さん(上智大学名誉教授、専門:ビルマ近現代史)
問合せ:
FAX 042ー525ー3963
メール solea01@cb3.so-net.ne.jp

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