座標塾第5回現代文明の転換点――ヒトはどこへ向かうのか(文京区民センター又はZoom) | |
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2025/11/21 座標塾第5回現代文明の転換点――ヒトはどこへ向かうのか(文京区民センター又はZoom)投稿者: 研究所テオリア座標塾第5回 現代文明の転換点――ヒトはどこへ向かうのか 講師:古沢広祐(國學院大學客員教授、「環境・持続社会」研究センター代表理事) 日時:2025年11月21日(金) 18:30〜21:00 参加費 1回1000円(テオリア会員500円) 会場:文京区民センター3階B又はZoom ※要申込。会場受講申込11月20日まで。Zoom受講申込は11月14日まで。Zoom受講は研究所テオリアの口座(下記)に参加費振込みください。 ◎参加費振込先 郵便振替 00180−5−567296研究所テオリア AIの急速な進歩と普及は、世界の姿と人間のあり方を劇的に変えつつある。AIは、さまざまの分野で人間の認識や対話の能力を凌ぐ能力を獲得しつつある。また、人と人のつながり方も急速に変化し、リアルな世界とバーチャルな世界の境界線がなくなり渾然一体の世界が登場している。 AIなどテクノロジーを駆使して人間を拡張する試みが進んでいる。人間の「身体」の拡張(ウェアラブルデバイスなど)、「存在」の拡張(遠隔医療ロボットなど)、「知覚」の拡張(ヴァーチャル・リアリティなど)、「認知」の拡張(AIなど)。このような拡張技術はすでに、アバターやメタバースとして日常生活に入り込みつつある。人間拡張の行き着く先は、「ポストヒューマン」、脱人間化であるという楽観的な見方もある。 しかし、こうしたテクノロジーの急速な発達は、スマホ依存症、自己の内面性の希薄化や固有性の喪失といった問題を引き起こしている。また、巨大IT企業による情報管理のなかに組み込まれながら、私たちは膨大な偽情報に翻弄されつつある。人間の能力の拡張が謳われながら、戦争やジェノサイドを止めることができていない。むしろ地球環境危機は深刻化する一方である。 ヒトは、これからどこへ向かうのか。私たちはAIにどう向き合うのか。地球と人類の長い歴史のなかで捉えしてみたい。 ▼講師プロフィール 古沢広祐 ふるさわ こうゆう:國學院大學客員教授、「環境・持続社会」研究センター代表理事。地球環境問題に関連して永続可能な発展と社会経済的な転換について、生活様式などの問題も含めて究明。著書に『地球文明ビジョン−環境が語る脱成長社会』(日本放送出版協会)、『食・農・環境とSDGs −持続可能な社会のトータルビジョン』(農文協)、『みんな幸せってどんな世界 −共存学のすすめ』(ほんの木)、『今さらだけど、人新世って? −知っておくべき地球史とヒトの大転換点』WAVE出版など。 ●申込・連絡先 研究所テオリア 東京都北区田端1-23-11-201 TEL・FAX 03−6273−7233 email@theoria.info (TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい) 郵便振替00180−5−567296 研究所テオリア ●座標塾第21期● 2025年3月〜11月 第1回 「年収103万円の壁」引き上げの何が問題か――人口減少時代の税と社会保障=終了 3月21日(金) 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所) 第2回 トランプ政権の再登場で世界経済はどうなるか=終了 5月16日(金) 金子文夫(横浜市大名誉教授) 第3回 フェミニズムの現在=終了 7月18日(金) 本山央子(アジア女性資料センター代表理事。お茶の水女子大学ジェンダー研究所特任リサーチフェロー) 第4回 資本主義の行方――倫理資本主義か、それとも脱成長か=終了 9月26日(金) 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所) 第5回 現代文明の転換点――ヒトはどこへ向かうのか 11月21日(金) 古沢広祐(國學院大學客員教授、「環境・持続社会」研究センター代表理事) |