本文の先頭へ
LNJ Logo 名古屋哲一の月刊エッセイ
Home 検索
 


郵政首切り25年・名古屋哲一の月刊エッセイ

 北海道・国労闘争団めぐりの旅

 この間の郵政公社との郵政ユニオン交渉で「4・28元免職者の職場復帰後の毎月賃金10〜15号俸アップ実現(14号俸で約1万7500円)」、この基準での「やり直しバックペイ計算で5月末日支払い」、5月29日に「謝罪要求等での団体交渉」、6月以降も「郵政共済組合への第二次要求書など争議解決総仕上げ活動」といった最新情報を提供したい、とも思ったのだけれど、それは不定期発行へと移行した後に、遅れ遅れとなっている「4・28から」の近日発行号へ譲ることにしたい。

      *      *      *

今回も、旅のお話。「郵政4・28原告団名古屋さんの道内闘争団訪問行程(案)」を、国労紋別闘争団長の清野隆・鉄建公団訴訟原告が、札幌闘争団事務局長の仲尾多佳史・北海道闘争団連絡会議事務局長と相談しながら作ってくれた。

 期間は5月7日(月)〜13日(日)。帰京してから2週間が経つのに、先月投稿文の「西日本連鎖集会(3月24日〜4月1日)」や「4月15日東海集会」等でお世話になった人々へと同様、まだ、お礼も言えていない。先月書いたのと同様、これも皆、「郵政公社が悪いのだ」ということにしておきたい。何せ28年の争議生活後にでた、2月13日の最高裁「原告7人全員の免職処分撤回・原職復帰」大勝利決定、これ以降の忙しさ3倍、郵政公社が寝る暇も奪っている。

 北海道全13闘争団を一週間で巡る旅。「西日本連鎖集会<中国・九州・四国・近畿>」は、郵政を軸にして各地域の仲間も参加してくれた集い等だったが、(郵政ユニオン長崎の某人の「引き回し」により)九州闘争団のほとんどとも会うことができて、幸せ。であるならば、北海道にも行って幸せを味わわなければ損だ。

 1987年国鉄分割民営化を契機とする1047名の解雇。「国家的不当労働行為による首切り」、4・28懲戒免職処分撤回と国鉄闘争とは、首切りの背景や所属大労組本部の変節や自立的闘いへの模索等々、とても良く似ている。東京総行動など共に歩み続け、「国家との闘い」の最先端を担ってくれている闘争団の人々へは、とにかくお礼と報告を言いに行かないと、争議団の「仁義」がすたるのだった。

      *      *      *

●5月7日(月)函館着16:30。夕方【函館闘争団】と交流。泊:函館 

●8日(火)函館発8:30<スーパー北斗3号>札幌着11:47。昼食時間前後で【札幌闘争団】と交流。札幌発<13:58スーパーおおぞら7号>帯広着16:17。夕方【帯広闘争団】と交流。泊:帯広

●9日(水)帯広発9:21<スーパーおおぞら1号>釧路着10:51。昼食時間前後で【釧路闘争団】と交流。13:30頃<釧路闘争団事務局長ドライブ>北見着16:30。夕方【北見闘争団】と交流。泊:北見

●10日(木)北見発9:00<北見闘争団長ドライブ>美幌着9:40頃。【美幌闘争団】と交流。美幌発10:15<美幌闘争団長ドライブ>紋別着12:00頃。昼食時に【紋別闘争団】と交流。紋別発14:00<紋別闘争団長ドライブ>名寄着13:40。夕方【名寄闘争団】と交流。泊:名寄

●11日(金)名寄発<10:46スーパー宗谷1号>音威子府着11:31。昼食時【音威子府闘争団】と交流。音威子府発14:00前<音威子府事務局長ドライブ>稚内着17:00前。夕方【稚内闘争団】と交流。泊:稚内

●12日(土)稚内発7:14<スーパー宗谷2号>旭川着10:44。昼食前後【旭川闘争団】と交流。旭川発<13:41普通列車>深川着14:07着。【深川闘争団】と交流。深川発<16:05普通列車、ノロッコ号間違乗車で2時間遅れ>留萌着19:07。夕方【留萌闘争団】及び東京西部全労協11人訪問団と交流。泊:留萌。

●13日(日)8:20大谷英貴さん仏前。留萌発9:00頃<東京訪問団ドライブ>旭川空港着11:00。旭川発14:20<ADO36便>羽田着16:05

      *      *      *

 こんな一人旅、体験できる人は珍しいだろう。幸せだ。北海道は広いと、まず実感。そして寒い。冬が6ヶ月もあるなか、当局との闘いと雪との闘いが同居する。大自然の心安らぐ風景と過疎問題とが同居する。北海道人口三分の一が過度に一極集中する札幌160万人都市と人口千人の音威子府村、就労先・自主生産・賃金プール制・組織生活者と個人生活者・家族会等々の在り方は、闘争団員数60人近くから3人までの多様性と共に多様だ。2000年4党合意問題への対応、第一次から第三次までの原告団という多様性もある。ほとんどの闘争団が国労会館等の事務所を持ち、市議や平和フォーラム役員などを提供している点や、現場協議制の下での活動経験等々、ボクら「弱小」4・28免職者の体験との違いも興味深かった。

またまた、連日おいしいお酒に酔い続けた。闘争団の皆さん、忙しいのにどこでも暖かい歓迎と交流、どうもありがとうございました。国鉄闘争の年内解決、共に歩み連帯し成功させ、そして今度は皆さんにおいしいお酒に酔い続けてもらいます。

名古屋哲一(郵政4・28免職者)

「郵政ユニオン九州地本機関紙」及び「大阪・吹田千里支部機関紙」にも掲載

*タイトルはレイバーネット編集部


Created bystaff01. Created on 2007-05-26 20:42:40 / Last modified on 2007-05-26 20:43:11 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について