本文の先頭へ
LNJ Logo nagoya
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
Document 200306nagoya
Status: published
View

会員関連サイト

more...

名古屋コラム

郵政首切り20年・名古屋哲一の月刊エッセイ

 名古屋式耳寄り情報

今回は、お得な耳寄り情報の保存版。

1)「プリンに醤油をたらすとウニの味になる」と聞き、いつか試してやろうと思いながらついつい数年間も試しそこねていたのだが、先日やっと初体験を果たした。これはもう、本物のウニよりずっとずっとおいしい。是非、皆さんもお試しあれ。

  *         *          *         *

 新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)は、世界の累計患者(可能性例を含む)約8500人・死亡805人と猛威をふるっている。6月24日、第一例報告から約7ヶ月ぶりに北京が感染地域からはずれ、残るは台湾とカナダ・トロントだけとなり下火になっているが、秋から冬にかけての再燃が指摘されている。

 なにせ未だ、ウイルスの起源もヒトへの感染ルートも確実な検査法も分かっていない。広東省と北京での情報隠蔽が、なぜ誰によってなされたかも明らかにされていないままだ。日本に感染者が出なかったのは、べつに厚労省が偉かった訳ではなく「運が良かったから」というのが学者さんたちの見解だ。SARSが再燃したとき、厚労省が「日本は安全です」と公表したとしても、エイズ被害やBSE(牛海綿状脳症)での大嘘公表の例もあるわけで、そんなことを信じるのは「本物のウニよりずっとおいしい」といった情報を信じる以上にバカげている。

 2)ここからがホントの耳寄り情報。

 第一に、ウイルスの体内侵入を防ぐ方法。うがいと手洗いとが有効だが、この正しいやり方を恥ずかしながらボクは知らなかった。おそらく小学生の時は知 っていたのだろうが、何十年もたつと忘れてしまうものなのだ。これにプラスして、2年ほど前2ヶ月間も鼻風邪が治らなかった時以来のボクの様々な研究成果も惜しまずに、今回、特別無料にて情報提供する。

 うがいは、首をキッチリ90度そらして行う。従来は、いい加減に斜め上にしか首を傾けず、口に含んだ水は喉の奥まで届いていなかった。この「ガラガラ」 を15秒ずつ2回行う。そして「ブクブク」を15秒1回行う。やってみれば分かるが、15秒というのはけっこう長い。できれば、「水」ではなく「お茶」でやると良い。これは茶店のおばあさんが教えてくれた民間療法で、「お茶」の殺菌力はすさまじい。ついでに、鼻をかんだり、おまけに、顔を洗ったりしたら直良い。

 手洗いは、腕時計をはずして手首の所から爪の間まで「ゴシゴシ」やる。従来は、指先をちょいちょいと濡らし、服などにそれとはなしに擦りつけて乾かしハンカチを汚さないですむよう工夫していた。「ゴシゴシ」やった後でもハンカチを汚さないですます方法は、もっともっと工夫すればあるのであった。

 以上のことは、インフルエンザにも有効だ。ということは、空気感染の可能性が低いといわれているSARSには尚のこと有効だろう。

3)第二には、免疫力をつける方法。睡眠や栄養などによる体力と、リラックスや喜怒哀楽の表出や勇気などの心の在りようが重要だ。郵政公社がやろうとしているJP方式(トヨタ方式)は免疫力を心身共にそこなう。ある日突然のゆうメイトさんへの夜勤帯への変更命令、「新夜勤の時間短縮の廃止と回数制限の撤廃」、基本給の10%カットと成果主義賃金=仲間の間での足の引っ張り合い、目白押しのこういった施策に反対していかないと免疫力は枯渇する。

 笑いは重要で、大声で笑った真似をしているだけでも免疫力は向上するという。逆に、怒りなどの感情を発散せずため込んでしまうと免疫力は低下する。理不尽な人事交流=強制配転やパワハラ処分やサービス残業等々と、これらに協力する全逓本部、こんなのに抗議をせずでかい面をさせておくとSARSにもやられてしまう。と言うことは逆に、4・28物販協力など人助けをし愛ある安心な社会創りをしていくと、SARSにも対抗できることになる。

 SARSが再燃し体調が悪くても病休を認めない管理者、こんな時はその管理者の近くによって「ゴホッゴホッ」と泡沫を吹きかけてあげよう。

                             名古屋哲一(4・28免職者)

郵政九州労組・郵政近畿労組大阪北「機関紙6月末号」掲載

*タイトルはレイバーネット編集部


Created byStaff. Created on 2005-09-04 20:41:02 / Last modified on 2005-09-29 06:44:51 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について