正直で長めの北海道物販紹介
記憶力の悪いボクが1カ月も前のことを覚えているなんて、たいしたもんだなとは思う。先月投稿文の終わりに「ホームページ『レイバーネット』の『4・28ネット物販』欄に、近々、12品目すべての『長目の御説明文』を掲載させてもらう予定です」と書いた覚えがある。この文章のキーワードは「予定です」だ。すなわち、先人はなかなか奥深い言葉を残してくれていて、それによると「予定は未定であって決定ではない」のであった。
要は、まだ北海道特産品物販の「長目の御説明文」を書いていない、ということなのです。この事実を知った読者の中には、「なんてグズな野郎だ」と非難する人と、「書く暇もないほどすごく忙しかったんだね」と勘違いの同情をしてくれる人がいるんじゃないかななんて思いたいのだけれども、ボクとしては、後者の人がたくさんいると助かるんだけどなあと、小さな胸を痛めているわけです。
そういうわけで、とにもかくにも、この場を借りて、「長目の御説明文」を書いちゃうわけです。
==================================
(1)銀毛新巻鮭 「9月物」は一番良い時期、「オホーツク産」は外国産とはダンチの最高の場所で、そして雌より1・5倍も美味しい雄の「エヘンプイ」の鮭だということは先月号に書いたが、「安い!」と書き忘れていた。
(2)紅鮭・姿切り 「切る手間ナシ」の姿切りは、切る手間アリよりも300円以上高くなるとのこと。「カナダ産」。都会で売っているのとは一味も二味も違う。これも今までよりもかなり「安い!」
(3)塩数の子 「アラスカ・プリストル湖産」で、上から2番目、柔らかいヨーロッパ産とはメチャ違う。最上級はカナダ産だが、硬いカナダ産よりも、大きい粒でプリプリ歯ごたえのアラスカ産の方が好きという人も。
(4)たらばカニ足セット これは「普通」。ボクはなんて正直に何でも書いてしまうのだろう。とは言え「身の引締った足を厳選」
(5)たら子 先月号に登場した「社長さん」のお仲間が作っている自信作。できたてパックで「一粒一粒の食感が抜群」
(6)豪華毛ガニ 「オホーツク産」。「近海物」なので「グッド!」ということだ。ロシア物とは雲泥の差。「身入が良くミソもびっしり」
(7)昆布巻セット 本州では買えない「ジャンボサイズ」。何故なら使用している「日高昆布」も当然ジャンボに見合ったもので品質が違う。
(8)イクラ醤油漬 「高級品使用」としかカタログには書いていないが、自然食品グループが作っている「無添加」の品。
(9)利尻昆布・ラウス昆布 「花折り」は細い昆布では作れない「高級品」。利尻昆布は、鍋・うどんつゆ等ダシの最高品(ダシが濁らない)。ラウス昆布は食べて最高(ダシは濁るが甘い)。これだけの品はスーパーでは売っていないし「安い!」(参考までに、日高昆布は万能だがダシが臭い)。
(10)カニ鍋セット 「近海物」ということは、長旅輸送のため薬品を使うロシア産ではないということ。タラバとズワイは北海道産が少ないがこれは網走・マツキ産。毛ガニも近海物。
(11)レアチーズケーキ・ホワイトチーズケーキ 「ウチは水産物専門だからよう知らん」との事。わざわざ小樽から手配してくれたが、水産物のように格安卸値は無理で、4・28ネットの利益率は薄い。ボクはなんて正直に何でも書いてしまうのだろう。
(12)昆布茶セット 北見ユニティ(=国労北見闘争団)ブランドの「ありがたい」お品。飲むだけでなく料理にも混ぜられる粉末製品。北海道名産。
2001年11月25日 名古屋哲一(4・28免職者)
郵政九州労組・郵政近畿労組大阪北「機関紙12月初号」掲載
*タイトルはレイバーネット編集部