西沢優氏の思い出
軍事評論家の西沢優氏の遺稿集が出版されました。
アドレスは↓
http://www.minatonohito.jp/books/b044.html
西沢氏がご健在だったなら、日本の怪しげな戦争モードも、小泉内閣の暴走も少しは食い止められたのでは・・と思うととても残念でなりません。
西沢氏がお元気だったころ、私は結構かわいがってただいていました。西沢氏が、「軍事批判をするなら、実際に体験することも必要だ」とよく言っていたのを思い出します。潜水艦なだしお事件が表にでたのも、ハワイでの潜水艦事件が表にでたのも西沢氏抜きには考えられなかった。西沢氏は潜水艦に乗ったことがあったため、憶測に流されることなく批判ができた。すばやく的確な批判ができたわけです。現場の裏付けが何よりも勝ります。
心情的には武器などに触れたくもないわけですが、触れなければ何も分からなくなってしまうというのも事実。本当に怖いのは「分断」なのかもしれない。
となりのピカソ
「となりのピカソ」武田直/写真 辛淑玉/文という本がでている。ピカソというと奇抜な抽象画を描いた人というイメージが強すぎて、人によっては「ついていけない」・・・と思っているのでは?ないのだろうか。だが、ピカソの絵をたくさんみているとあることに気がついてくる。それは、ピカソ自身が幸せを感じていたであろう時期の絵には、ふっくらして丸顔の人間の顔が描かれているということだ。ピカソは日常に暮らす人間が、ある時を境に壊れていく・・・、そのズレを絵にして表しただけだったのかもしれないと私などは思っている。人間は、本当に今も人間なのだろうか?とピカソは悩んだのではないかと。
となりのピカソに納められている作者たちは、いわゆる障害をもった方々。何が障害で、何が障害でないのかなどは私にはわからないが、少なくとも、ここに納められている作者の皆さんは、少なくとも私などを軽〜くこえているということだけは確かのように思う。本物のピカソが生きていて、この作者たちを絵に描いたらどんなふうになるのか?と思うと結構夢が膨らむ。