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11 January
2005

こんにちは★

こんにちは、海樹です。ブログでびゅ〜です。よろしく。


Posted by cubacomm at 23:13 | Comments (1) | Trackbacks (3769)
12 January
2005

年賀状

 私は現代の年賀状というものがキライでならない。大体、正月そうそう人を働かせるなどもってのほか〜というわけで、もう何年も自分から年賀状というものを書いたことがない。もっとも、来てしまった年賀状に返事くらいは書くが・・・。世間一般には、年賀状が来ないと不安でならない?という人たちが多いらしいが・・・、そんなに不安なら普段から手紙を出せば良いことでは?ないのか。何も郵便局のオススメとやらに合わせることはないだろうに。ふだんさりげなく手紙をもらえた方がよほど嬉しいというもの!
 それに年賀状など、その年一年にお世話になった人全員になど、とてもではないが出しきれるものではない。そんなことをしていたら正月はそれで終わってしまう。全員に出せないとなれば、選別をせざるを得なくなってくる。一年のお世話に選別などあるものか!と思っている私は選別できないので、結局誰にも書けないでいる。なのに年賀状が来ないのはもう友達でも何でもないからだ!みたいに言われてしまうと、非常にがっくりしてしまう。私は紙切れ一枚で人に糸目なんぞはつけないが、義務感アリアリで来る賀状の主にはちょっとがっかりするな。
 現代は、年賀状の数が銀行の担保の目安にされてしまう時代。オソロシか〜。私はそんな文化はお断りなのだ。
 年賀状のやりとりでしかもう合えないという人も、居ないことはない。どうしても〜というのであれば、最低限その範囲くらいか。仕事始めをまってからそっと出せばいいところ。正月は休もうぜ。正月は、働いたら無くなってしまう。みんなで初仕事が1月1日になってしまったら正月は崩壊だよ。労働者にもやさしい正月文化にしようね。


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30 January
2005

西沢優氏の思い出

軍事評論家の西沢優氏の遺稿集が出版されました。
アドレスは↓

http://www.minatonohito.jp/books/b044.html

 西沢氏がご健在だったなら、日本の怪しげな戦争モードも、小泉内閣の暴走も少しは食い止められたのでは・・と思うととても残念でなりません。
 西沢氏がお元気だったころ、私は結構かわいがってただいていました。西沢氏が、「軍事批判をするなら、実際に体験することも必要だ」とよく言っていたのを思い出します。潜水艦なだしお事件が表にでたのも、ハワイでの潜水艦事件が表にでたのも西沢氏抜きには考えられなかった。西沢氏は潜水艦に乗ったことがあったため、憶測に流されることなく批判ができた。すばやく的確な批判ができたわけです。現場の裏付けが何よりも勝ります。
 心情的には武器などに触れたくもないわけですが、触れなければ何も分からなくなってしまうというのも事実。本当に怖いのは「分断」なのかもしれない。


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となりのピカソ

「となりのピカソ」武田直/写真 辛淑玉/文という本がでている。ピカソというと奇抜な抽象画を描いた人というイメージが強すぎて、人によっては「ついていけない」・・・と思っているのでは?ないのだろうか。だが、ピカソの絵をたくさんみているとあることに気がついてくる。それは、ピカソ自身が幸せを感じていたであろう時期の絵には、ふっくらして丸顔の人間の顔が描かれているということだ。ピカソは日常に暮らす人間が、ある時を境に壊れていく・・・、そのズレを絵にして表しただけだったのかもしれないと私などは思っている。人間は、本当に今も人間なのだろうか?とピカソは悩んだのではないかと。
 となりのピカソに納められている作者たちは、いわゆる障害をもった方々。何が障害で、何が障害でないのかなどは私にはわからないが、少なくとも、ここに納められている作者の皆さんは、少なくとも私などを軽〜くこえているということだけは確かのように思う。本物のピカソが生きていて、この作者たちを絵に描いたらどんなふうになるのか?と思うと結構夢が膨らむ。


Posted by cubacomm at 18:42 | Comments (0) | Trackbacks (6794)
31 January
2005

歌よ舞あがれ

 韓国の民衆歌謡というものを日本に紹介する書籍(ブックレット)を発行しようと、現在、有志で準備をすすめている。選曲作業がほぼ終了し、これからは解説やら写真の選定やらの作業となる。「火の鳥」「鉄の労働者」「岩のように」「人は花より美しい」「歌よ舞あがれ」などが掲載されることとなる。発売にこぎつければ、この種の本としては実に久しぶりの出版となるので、たのしみだ。このブックレットは書籍というよりは、手軽に持ち歩けるカラオケの歌詞カードのようなものにしたいと願っている。
 ブックレットに掲載される曲の一つ、「歌よ舞あがれ」は、韓国で中学生が米軍の戦車にひき殺されたことに抗議する過程で生まれたうた。何十万人集まったかもわからない一大ロウソクデモのとき、みんなが炎を揺らしながら歌った感動の一曲。
 


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02 February
2005

行列

 行列のできるラーメン屋、行列のできる法律相談所、行列のできる占い屋・・・数学がキライな人も「行列」だけは好きらしい。
 「行列ができているのだから、良いものに違いない。行列ができているのだからおいしいに違いない・・・。」と言う人が、なぜか多くいる。そして並んだからには、良くなくては困るのだ・・・と。そして、「やっぱり並んでよかった。並んだだけのことはあった!」と言う。それを耳にした人が、今度は、「ほら、やっぱり良いってみんな言っているじゃないか!」という。あとは、この繰り返しが延々につづく。
 これも一つの文化?一つのスタイルなのだろうが・・。果たしてご当人様は本当にご満足?なのだろうか??
 私は、行列のできる店は一応敬遠することにしている。理由は簡単で、人の好みというものは千差万別だからだ。多数であることは内容を保証する必要十分条件にはなり得ないからだ。
 


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17 February
2005

ホセ・マルティの芸術観

 ナント!注文してから6年ぶりに我が家に本が配達されてきた。「ホセマルティ選集2 飛翔する思想」、(日本評論社刊)という本である(6500円もするのだが)。日本人を記述した選集なら、こんなことはありえない!ところだが・・・(ラテンアメリカっぽくていい?か??)。
 ホセ・マルティといえば、キューバ革命の父と称され、キューバを代表する思想家である。思想家というより詩人あるいは文学者に近い存在だったのかもしれないが、兵役を批判して国家反逆罪として捉えられながらも闘い続けたという生粋の闘志であり指導者でもあった。
 そのホセ氏が「原始時代のアメリカ大陸の人間と芸術」という小論を寄せている。その中で、創造活動とは「生命を吹き込むときの快感」が根底にあるのだという持論を展開しているのが面白い。この本、他にも色々あって面白い。小泉首相のいう「人生いろいろ」は底が浅い気がするが、ホセ・マルティは奥が深い。


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21 February
2005

旗が好き?

 アメリカ陸軍第一軍団司令部の神奈川県移転が計画されているという。移転先とされている座間市で大規模な抗議行動がとられた。みぞれ混じりの寒天のなか、2600名が思い思いの旗やらノボリやらを掲げて「なぜ米陸軍の中枢が日本にやってくるのか?!」と疑問をなげかけていた。
 抗議行動をとるときには、旗や横断幕は有効な表現手段のひとつとなるのは確かなことだろう。テレビ局や新聞社はこぞって旗を撮影し報道番組や新聞で報じる。
 が・・・、いつも思うのだが、旗に関する問題はどうするのかと。「日の丸」をはじめ、旗に対しての批判は多い。しかし、スーパーマーケットの宣伝から、オリンピックの国威高揚から、組合の抗議行動まで・・・旗だらけの文化をみていると???という疑問だらけになってしまう。旗に寄せ書きをするのは、日章旗に書かれるような遺言だけではない。座間基地の前の抗議行動の旗にも寄せ書きがたくさんしてあった。
 組合などは、年末年始のけじめを「旗開き」「旗じまい」といい旗ではじまり旗でおわる。「御用はじめ」「御用納め」よりはマシかもしれないが・・・、旗がまさに象徴?的に使われているのは組合側なのだ。本当は旗が好きでたまらないのは組合側では・・・とやはり思えてしまう。
 「旗を大事にしましょう!日の丸を大事にしましょう!」などという話しが学校でされることが多いらしいが、発言の主が日の丸の旗を自主的にふっている光景は目にしたことがない。


Posted by cubacomm at 00:40 | Comments (0) | Trackbacks (37521)

悪をただすための穏やかな方法

 ホセ・マルティがカール・マルクスの葬儀のときに、こんなふうな記述を残しています。「マルクスは弱い人々の側についたため、栄誉をかちえたのです。しかし、ものごとをうまくやる人とは、悪を指摘し、悪を撲滅しようとがむしゃらに突き進む人でゃなく、悪をただすための穏やかな方法を教える人なのです」と。
 ホセ・マルティは、目的を達成するためのやり方について意見をのべたわけです。
 相手が悪なら、こちらも暴力を使っても良いのでは?ないか?というような風潮には釘をさし、平和をめざすなら平和的な手段を考えるべきだろう!といったわけです。「革命」という考え方は、当時は今とはかなり違うものだったのかもしれない、揺れていたのかもしれない・・・という気がふとするものです。
 現在の日本政府・与党は、手段などどうでもいい、やってしまえばどうでもいい、何か言われれば「人生いろいろ」ではぐらかしていますが、国の行動が「人生いろいろ」ですむのなら国などいらないわけで、それこそさっさと解散していただきたいというもの。今の日本政府は、崩壊したソビエト連邦以下というものでしょう。
 


Posted by cubacomm at 01:14 | Comments (0) | Trackbacks (5796)