内田雅敏弁護士が、日中両政府が結んだ4つの基本文書をたどりながら、日中
間の平和で安定した未来を切り拓くため、ブックレット「『平和資源』としての
日中共同声明」を著しました。
1972年の日中共同声明、1978年の平和友好条約、1998年の平和友
好協力パートナーシップ宣言、2008年の戦略的互恵関係声明、2014年の
合意文書が全文収録されています。その当時の新聞記事も掲載されており、社会
状況もわかります。また、井上ひさし作の「シャンハイムーン」を引き合いに日
中関係を見つめなおすことも資料に加えられており、政治文書の解説だけではな
く、日本が中国とどう向き合うのかを問いかける内容になっています。
今年は、盧溝橋事件による日中全面戦争の開始から80年、南京大虐殺から8
0年にあたります。二度と再び戦争はしないと誓い、平和国家としての歩みを宣
言した日本国憲法の施行から70年にもあたります。安倍首相が「憲法9条を変
える」と表明しているときに、私たちが歴史に向き合い、平和をどのように築く
のか考えることは重要なことです。
是非「『平和資源』としての日中共同声明」をご購入くださるようお願い
いたします。日中労働情報フォーラムは、ブックレット「『平和資源』としての
日中共同声明」の販売・取り扱いを行っており、消費税なしの1000円で
販売をしています。5冊以上お買い上げの場合は送料無料といたします。
申し込みは、info@chinalaborf.org まで。
(日中労働情報フォーラム・伊藤彰信)
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Last modified on 2017-07-17 13:51:39
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