本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:戦争を防ぐための兵器のおかげで戦場になった韶成里
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 20170912
Status: published
View


戦争を防ぐための兵器のおかげで戦場になった韶成里

[ワーカーズ]写真

ピョン・ベクソン(民主労総機関紙『労働と世界』記者) 2017.10.09 17:25

9月6日、国防部のTHAAD搬入を控えて韶成里婦女会のイム・スンブン会長は 「国民の皆さん! THAAD追加配置、絶対だめです! 人が暮らしている所、 大韓民国韶成里に駆け付けてください!」と訴えた。 翌日の朝、警察8000余人は慶北星州韶成里の公民館前でTHAAD追加配置に反対する住民と宗教家、連帯者など400余人を強制的に解散させた。 住民と支援者たちは「暴力警察退け」、「米国の警察か」と言いながら抵抗したが、 警察は18時間ほどで暴力と物理力を使って強制的に解散させた。 戦場のようだった。 THAAD発射台4基と工事車両などは警察が強制的に確保した道を通ってTHAAD配置場所へとゆうゆうと過ぎ去った。

THAAD4基の追加搬入後、韶成里の住民は何日も互いに顔を会わせただけで泣いた。 真夜中に眠っていてもTHAADが入ってくる夢を見て裸足で公民館前にとび出した。 THAADを防がなければと、寝ていても目が覚めた。 睡眠剤を飲まなければならなかった。 だが韶成里の住民は「このまま挫折していられない。 皆さんが私たちの手を取ってくれれば、長い戦いを準備する。 THAADが撤去される日まで、1年でも2年でも長い戦いを準備して、 THAADがなくなるまで戦う」と話す。[ワーカーズ35号]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-10-14 04:29:27 / Last modified on 2017-10-14 04:29:28 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について