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用役と戦って勝つのは難しいでしょうね

戦いの技術 - 秒数を測って首をしめるのに

ユン・ジヨン記者/写真ジョンウン 2016.06.03 19:10

厳しい闘争の現場でいつも会う人々がいる。 そのまま「用役」と呼ぶには何か退屈な名前を持つ人々。 それで「用役チンピラ」という名称の方が似合う彼らだ。 本来は「用役と戦って勝つ技術」を調べようとした。 図体も大きく、なぜか拳も大きく見えて、ひどく下品な悪口を言う人々なので、 くそ度胸だけでは勝算がないから。

だが図体の中でもでかいのだけが集まった人々と戦って誰も勝てない。 だから用役と長い間戦争を繰り広げてきた人々さえ「勝つ方法」はわからない。 代わりに殴られたりやられた経験は豊富だ。 撤去民団体のA氏は用役に対して「人に一番恥辱をあたえる方法を教育された人たち」と説明した。 言い争いをすればするほどますます気分が悪くなり、魂が壊れていく感じがしたりもする。 ほとんどの悪態が女性のからだに関係があり、水位が高いセクハラ発言が頻繁にあるからだ。 だから言い争いをする時は、なるべく耳栓をした方がいい。 力でなんとかならないだろうか。 A氏は「運動(スポーツ)をした人が多く、人の首をどの程度締めれば息が止まるか、とてもよく知っている」とし 「秒数を測って首をしめたりもする。 とても恐くて、小便をして気絶した人もいる」と説明した。

ほぼ100日間、野宿座り込みをして現代車の用役チンピラと戦ったB氏。 なにか体格も良く、戦いも上手そうで、実際に戦う姿も見たりしたので連絡をしてみた。 座り込み期間に彼が体験した用役暴力は、極めて卑劣だった。 夜中に水をかけ、スターレックス排気口を押しこんで媒煙を吸わせ、夜、眠くなる頃、耳にポルノを聞かせまくるなど。 せめて暴力でも制止する方法はないのかと尋ねた。 「いくら男性労働者でも、暴力団映画に出てきそうな巨体に力で対抗するのは難しいです。 ただ言い争いをします」。 それでもまったく方法がないわけではない。 放送局カメラや記者が来る日にはそれなりに静かになるという。 注意すべきことは、派出所の巡査程度は用役は十分に無視するということ。 警察に通報してもあまり効果がないという事実。 では用役が一番聞くのを嫌う悪口は何か? よく考えたB氏は「乞食?」と答えた。 それでも聞いてみると、乞食よりチンピラが良いらしい。 ああ、最後に用役が直接拳を振り回して暴行するのはめずらしいという。 ほとんどが隠密な暴力。 例えば膝で足を蹴るような。 だから用役と戦う時は、保護帯を準備することを推薦してみたい。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-06-11 01:30:23 / Last modified on 2016-06-11 01:30:23 Copyright: Default

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