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韓電非正規職4500人、無期限ストライキに突入へ

配電予算拡大、定年延長要求

キム・ハンジュ記者 2019.07.10 16:52

韓国電力の非正規職労働者4500人が配電予算拡大、定年延長を要求して、 8月28日から無期限ストライキに突入する。

韓電非正規職労働者が所属する建設労組電気分科委員会(以下労組)は7月10日午前、 青瓦台の前で記者会見を行って 「われわれは絶えず事故が発生する配電現場を変えるために無期限ストライキに突入する」と明らかにした。 労組は8月28日のストライキ突入と同時に、8月30日まで青瓦台の前で 総力闘争決意大会を開く。 労組は配電予算拡大、定年延長要求が受け入れられるまでストライキを続けると伝えた。

労組の要求は、配電の予算拡大と定年65歳延長だ。 労組は配電予算の削減で配電線路維持補修工事が著しく減ったと明らかにした。 韓電の具体的な予算配分は伝えられていないが、 現場労働者の98.6%は労組独自の質問に今年の配電維持補修工事は 昨年より減少したと答えた。 労組は配電維持補修ができないと火災、感電、停電などの安全問題が発生すると主張した。

労組はまた2月に大法院が肉体労働者の定年を60歳から65歳に延長したので、 電気労働者の定年も65歳に延ばせと要求した。 定年を延ばすと現場の熟練工不足の問題を解決でき、 青年労働者に効果的に技術を伝えられるという理由だ。

建設労組のイ・ヨンチョル委員長は 「電気が切れなければ電気が貴重だということが分からないのか」とし 「40度近い暑さの中で電気労働者たちは重い絶縁服を着て、 2万2900Vの生きた電線に触っている。 しかし電気労働現場での安全事故は全く減らない。 3人がするべき業務を(予算の削減で) 1人で働いているので発生する問題だ。 また、彼らは請負業者の所属で、安定して働くこともできない」と話した。

実際に、韓電は約687の業者と配電工事請負契約を結んでいる。 契約周期は2年に1回だ。 請負業者で働く非正規職労働者だけでも5千人にのぼる。 労組は使用者1人が多くの請負業者を運営し、 義務雇用人員にも満たさない不法請負の態度が深刻だと説明した。 したがって不法下請け根絶も労組の核心要求の一つだ。

電気分科委員会のキム・イノ委員長は 「十数年間続いた韓電の不法下請けの乱発で、 2年に1回、路上をさまよう労働者の鬱憤をこれ以上見ていられない」とし 「産業通商資源部は(不法下請けを)知りつつ目を塞いでいる。 政府は何の対策もたてない。 われわれは現場を止めて、青瓦台前でのストライキで要求を貫徹する」と強調した。

一方、電気労働者のストライキに先立ち、 建設労組電気分科委員会の幹部が7月12日から青瓦台前で 野宿座り込みを進める計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2019-07-16 10:16:40 / Last modified on 2019-07-16 10:16:41 Copyright: Default

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