本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:「パク・チョンシク烈士14日目…鄭夢九会長を拘束しろ」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1375094523103St...
Status: published
View


「パク・チョンシク烈士14日目…鄭夢九会長を拘束しろ」

29日、現代車ソウル本社座り込みに突入した牙山工場社内下請支会

チョン・ジェウン記者 2013.07.29 16:50

全国金属労組現代車牙山工場社内下請支会とパク・チョンシク烈士対策委が7月29日、現代起亜車の良才洞ソウル本社前で野宿座り込みに突入した。

彼らは7月29日午前11時、現代起亜車本社前で喪服を着て記者会見を行い「パク・ チョンシク烈士の恨みをはらすために、あらゆる手段と方法を動員して闘争する」 とし「われわれは今日から現代車資本と鄭夢九(チョン・モング)会長の心臓部 であるここで、パク・チョンシク烈士の恨みをはらすための座り込み闘争に突入 する」と明らかにした。

[出処:パク・チョンシク烈士対策委]

彼らは「現代車牙山工場社内下請支会パク・チョンシク烈士が現代車資本により 殺されてから14日が過ぎた。烈士の遺体は冷たい棺桶に横になっている」とし 「烈士のお母さんと弟などの遺族は生計を放棄して深いため息と憂いの中で 遺体安置所を守っている」と訴えた。

それと共に「パク・チョンシク烈士を死に追いやった直接の責任は現代車資本 と鄭夢九会長にある」とし「2010年7月22日の大法院不法派遣判決を履行して、 社内下請労働者を正規職化していれば、パク・チョンシク烈士は死を選択しな かっただろう」と指摘した。

現代車社内下請労働者たちは、現代車の鄭夢九会長の拘束と大法院の不法派遣 判決の履行を要求して、去る4月、現代起亜車本社前で75日間の野宿座り込みを 行った。現代車社内下請労働者のチェ・ビョンスン、チョン・ウィボン氏は蔚山 工場の送電塔で現在285日目の高空籠城を続けている。

現代車牙山工場社内下請支会事務長だったパク・チョンシク烈士は当時、現代 起亜車本社前の野宿座り込みをした後、7月15日に自宅で死んでいるのが発見 された。不法派遣正規職化闘争に参加したパク・チョンシク烈士は、家族への 申し訳ない思いと「夢と希望のロープを離さないで欲しい」という内容の遺書を 残した。

パク・チョンシク烈士はまた昨年8月の不法派遣正規職化闘争の過程で、会社が 1千万ウォン程の損害賠償を請求、給与を差押さえて、生計が脅かされる状況に 追いやられていた。

社内下請支会の関係者は、「不法派遣に抗議する正規職と非正規職が、現代車 牙山工場の艤装工程で代替人員を阻止する闘争を行い、40分程生産ラインが 止まった」とし「会社はパク・チョンシク烈士と支会幹部、解雇者などに殺人的な 損賠仮差押えをした」と話した。

[出処:パク・チョンシク烈士対策委]

現在、全国金属労組、全国金属労組忠南支部、現代車支部牙山委員会、民主労 総忠南本部、現代車全州、牙山、蔚山非正規職支会は『パク・チョンシク烈士 対策委員会』を構成し、現代車使用者側に交渉を要求している。

対策委は、△パク・チョンシク烈士の死の責任の痛感と謝罪、△パク・チョン シク烈士への損賠仮差押えの撤回と原状回復、△現代車牙山工場内での路祭、 △葬儀費用一切の負担、△パク・チョンシク烈士遺族への補償な会社に要求 している。パク・チョンシク烈士対策委側の交渉代表は、金属労組現代車支部 牙山委員会が担当する。

だが会社は交渉に出てこない。パク・チョンシク烈士対策委は「現代車に交渉 を要請したが、22日に現代車が答えたのは烈士の死への謝罪と責任ではなく、 グリスを塗ったコンテナの『夢九山城』、工場全体を巻く鉄条網、放水銃と 消火器、そして30中隊3千人の警察だった」と批判した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-29 19:42:03 / Last modified on 2013-07-29 19:42:03 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について