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現代車牙山社内下請支会、18日と19日に全面スト

現代車パク・チョンシク烈士対策委、強力な闘争を予告...「すべての社内下請正規職化」

チョン・ジェウン記者 2013.07.19 10:23

「現代車牙山工場社内下請支会パク・チョンシク烈士闘争対策委(対策委)」が烈士の名誉回復とすべての社内下請非正規職の正規職化のために今後、強力に闘争していくと宣言した。

彼らは7月18日午後12時、現代車牙山工場正門の前で記者会見を行い、対策委の 立場を明らかにし、午後1時に牙山工場内の民主広場で正規職-非正規職労働者 共同集会を開いた。

また集会の後、全国金属労組現代車支部牙山工場委員会事務室の前にパク・チョ ンシク烈士焼香所を設置し、集団焼香を続けた。

現代車牙山工場社内下請支会は18日と19日2日間、全面ストライキを展開する 予定だ。支会と対策委は、不法派遣非正規職の正規職化を要求して、今週末に 予定されている現代車蔚山工場に向かう「希望バス」に大挙結合する。

[出処:ペク・スンホ現場記者]

「パク・チョンシク烈士名誉回復、すべての社内下請正規職化」
烈士対策委、「事態が解決するまで葬儀を行わない」

対策委は記者会見で、パク・チョンシク烈士の死が「現代車資本による他殺」 とし、鄭夢九(チョン・モング)現代車会長の拘束を要求した。

また対策委は、パク・チョンシク烈士の名誉回復とすべての社内下請労働者の 正規職化のための闘争を展開し、事態が解決するまでパク・チョンシク烈士の 葬儀を行わないと明らかにした。パク・チョンシク烈士の遺族は事態の解決に 関するすべての権限を対策委に委任している。

対策委は「パク・チョンシク烈士は社内下請支会事務長として、あらゆること を引き受けた。一回も欠かさず、闘争がある所には一番先に顔を見せた。用役 チンピラと管理者の暴力に対して戦い、解雇者として生計のない長期闘争の苦 しみの中でも堂々としていた」と振り返り「烈士を死に追いやったのは、不法 を行っても処罰されない鄭夢九会長と、これを保護する警察と検察、政府だ」 と主張した。

パク・チョンシク烈士の死は、特に現代車の不法派遣の問題とからみ、現代車 非正規職労働者の怒りをかっている。大法院が2010年に現代車社内下請非正規職 労働者の不法派遣を認めたのに、会社は非正規職労働者を正規職に転換していない。

現代車非正規職労働者たちの数年もの闘争で、紆余曲折の末に現在、労使特別 交渉が行なわれているが、会社は「新規採用」を主張するだけだ。

[出処:ペク・スンホ現場記者]

[出処:ペク・スンホ現場記者]

16日に構成された対策委は、要求として、△パク・チョンシク烈士の名誉回復、 △現代車非正規職労働者たちの「6大要求」を確定した。現代車非正規職労働者 は、△すべての社内下請の正規職化転換、△闘争組合員に対する告訴、告発、 懲戒などの撤回、△不法と弾圧に対する対国民公開謝罪、△非正規職労働者の 使用禁止労使合意、△非正規職構造調整の即時中断、△非正規職3支会に対する 勤労基準法遵守と労組活動保障を要求している。

イ・ホドン民主労総非対委員は「パク・チョンシク烈士は社内下請支会事務長 として献身的に闘争をし、生活の最後の瞬間まで非正規職撤廃を願っていた」 とし「われわれは彼を烈士に推戴し、烈士が願っていた世の中を作るために戦 う」と明らかにした。

民主労総のチェ・マンジョン忠南本部長は「死より大きな雄弁がどこにあるだ ろうか」と話し始め「烈士は遺書で夢と希望を諦めるなと書いた。不法派遣を なくさなければ労働者の夢と希望は探せない」と強調した。

[出処:ペク・スンホ現場記者]

烈士の同僚のキム・デヨン社内下請支会組合員は、「労組を加入する前に彼は 一生懸命働けば豊かに暮らせると信じて、24時間徹夜勤務も拒まなかった人だ。 だがこの社会の矛盾、誤った法秩序を知って闘争を始めた。死なずに必ず生きて 私たちが烈士の恨みをはらそう」と涙を浮かべながら話した。

現代車支部牙山工場委員会のチョン・ヘジン議長は「みじめだ」とし「パク・ チョンシク烈士が安らかに行けるように最善を尽くす。労組は社内下請支会の 闘争を援護して、連帯闘争をする」と伝えた。

全国金属労組はこれに関連して17日に声明書を出し、「烈士の死は現代車資本 の不法派遣問題と弾圧のため」とし「現代車資本は不法派遣と労組弾圧で引き 起こされた烈士の死に対し謙虚に謝罪し、烈士があれほど願っていたことが 実現するようにその責任を取れ」と要求した。

パク・チョンシク烈士闘争対策委は、現代車牙山工場社内下請支会、現代車支部 牙山工場委員会、全国金属労組忠南支部、民主労総忠南地域本部をはじめ、 民主労総と全国金属労組の6単位が参加する。(記事提携=メディア忠清)

[出処:ペク・スンホ現場記者]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-07-20 14:50:52 / Last modified on 2013-07-20 14:50:52 Copyright: Default

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