韓国:[希望テント後記]「労働者が一つなら、今ここに連帯を」 | |||||||
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今ここに、双竜車は絶望の工場[希望テント後記]「労働者が一つなら、今ここに連帯を」
ヨン・ソンノク(現場記者) 2011.12.26 13:15
全国から双竜車希望テント村に人々が集まった。私は希望バスの延長線でそこ に行った。個人が参加すればただ行ってくるだけだが、希望バスはそんな個人 が参加しやすくなるような種をまいた。「双竜車を包囲しろ、わっとクリスマス」 という名で1次に1000人ほどが集まり、2次と3次を経てさらに多くの人々が 双竜車を包囲し、工場の外の人々が現場に戻れることを望む。 [出処:蔚山労働ニュース] 希望バスと希望テントで数えきれない程繰り返される労組上層部と政界の話を 聞き、労働者自らが動く力を持たなければならないという思いを繰り返し感じる。 金属労組委員長と民主労総委員長、統合進歩党の柳時敏(ユ・シミン)と李正姫 (イ・ジョンヒ)、民主統合党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)がきた。労使政合意 がこれほど守られないとは思わなかったとし、来年総選挙で勝利して、法を変 えようと話した。特に柳時敏は李正姫議員と共にきたとし、金属労組と同じぐ らい力になるといった。多くのヤジが飛んだが、労働問題に関心を持っている という意味に解釈しよう。金属労組も2009年の双竜車ストライキの時に、双竜 組合員に痛みと損傷を与えたが、また闘うというので信じたい。 韓進重工業は国会聴聞会で勧告案が出た後、急速に「整理解雇撤回」の勢いが 落ちた。それは整理解雇の当事者のほとんどが、今まで闘争現場に現れなかっ た結果として現れる。「キム・ジンスクはどうするのか」という言葉に、受け 入れが難しい勧告案を受け入れつつも、政界は信じられないということ、戦っ てどうなるのかということだ。しかしその前に自ら勧告案を受け入れるような 闘争しかなかったという点で、今からでも自らを抱いて顔を合わせられればと思う。 満足できる結果ではなくても、少しも譲歩しなかった韓進資本が「1年後再入社」 という案を出した。重要なことは、1年後にその約束が守られるような力を持つ ことだ。今の双竜車で「労使政合意案」を無視して一人の無給者現場復帰もな いということから見て、また路上に出なければならないかもしれないのが現実だ。 ▲12月23日双竜車の前で開かれた集会で発言する政治家たち[出処:蔚山労働ニュース] 双竜車、守られない労使政合意を引き出した当事者を壇上で見るのは容易では ない。法と社会的な約束を引き出す政界の力を無視するのではない。しかし戦 いは一段落し、今後について彼らは誰も責任を取らなかった。 敗北感を抱いてまた戦うことは容易ではない。19人が死んだ。それでも政界は 「今ここ」ではなく、総選挙以後を語る。それゆえ、闘争の当該は、依存する 闘争ではなく自ら解決できる闘いをしなければならない。 才能教育ユ・ミョンジャ支部長の話が今でも耳に残っている。「共に戦う人が 認められる合意案を持って現場に戻りたい」、「労働組合は資本に対抗して、 闘争する組織だと習った」。 蔚山に帰って考えた。韓進重工業と双竜車整理解雇への社会的関心は高いが、 それよりさらに苦しい非正規職労働者がいる。昨年11月、現代車非正規職闘争 を想い出す。金属労組は巨大事業場の現代車支部の壁を越えられなかった。 組合員が「子弟優先就職」の問題を福祉次元で持ち出した時、それを組合員の 意とし受けとめる労働組合に、労働者は一つだと叫べるのか。自分の事業場で はなく、他事業場の問題でストライキを可決するのは容易ではないだろうか、 それを可決させるため、どれほど真摯に訴えたのかという問題がある。正規職 が非正規職闘争を無視して、非正規職と正規職が違う階級のように敵対的にな るのはとても残酷ではないか。 ▲双竜車労働者と「わっと」抱きあう韓進重工業労働者[出処:蔚山労働ニュース] 現代車支部のムン・ヨンムン執行部が、現代車非正規職支会から釜山地方労働 委員会に不当解雇救済申請を出し、判決が出る前にマスコミを通じ、「もし、 最高裁の判決を無視する判決をしたら座視しない」と行った。座視せずに今後、 非正規職撤廃闘争に連帯すると信じる。 非正規職は社会的弱者ではない。同じ労働者であり、兄弟だ。政界が総選挙で の勝利を約束しようが、自分と政治的指向が同じで、それを支持しようが、 労働者の組織体は今ここで立ち上がり、闘争する労働者と連帯してこそ、その 存在価値がある。(記事提携=蔚山労働ニュース) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-12-27 03:10:19 / Last modified on 2011-12-27 03:10:20 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |