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ボタン雪も溶かした希望テント村「わっとクリスマス」

[2信]「クリスマス、労働者に希望を、資本家に悪夢を」

シム・ヒョンホ記者 2011.12.23 22:40

身を切るような鋭い寒さも、双竜車希望テント村への入居を防げなかった。

午後7時から始まった希望テント村住民のふれあい広場には、全国各地から参加 した800人ほどの入居者で人だかりになった。イベントの司会をした韓進重工業 支会整闘委のパク・ソンホ組合員が舞台に上がると、入居者の歓声があがった。 香ばしい方言で進める司会者の進行に皆が共に喜んだ。

双竜自動車希望テント村の村長は毎日変わることになっていて、この日はペク・ キワン先生だった。ペク先生は「李明博大統領と双竜車経営陣に命じる。沈黙 を守る李明博大統領は今すぐ双竜車経営陣を呼び、鞭で叩き、約束を守り、 早く解決するように責任を取れ」と強調した。

続いて「希望バスを見て、みんなはそれでどうなるかといぶかしがったが、 われわれはキム・ジンスクを生きて降ろし、成就の喜びを享受した」として 「希望テントを張ったことは勝ったことだから、自信を持って堂々と対抗しよう。 希望テントの勝利で、全世界の進歩的な市民に希望を提示しよう」と声を高めた。

金属労組のパク・サンチョル委員長は、「労働者市民、私たちの力で双竜自動車 の仲間が必ず工場に戻れるように戦う。15万の金属の力で必ず約束する」とし 「希望テントに来た皆さんの美しい連帯に感謝する」と話した。

双竜自動車家族対策委のコン・ジヨン代表も「われわれはとても長い間、望ん できたが、果たして希望という名で呼べる時間なのか悩んだ」とし「こわれて しまった関係を少しずつ復元し、互いを尊重して、自分を心から愛する方法で、 自分と周りの人々を騒がせない」と話した。

入居者の発言に続いて公演も続いた。双竜自動車支部の歌グループが舞台に上 がり、参加者と共に楽しくコンサートをした。続いてシグネティクス分会律動 グループのダンス公演、ソウル地域キリスト学生会と公共運輸労組国立オペラ 合唱団の公演も進められた。

各政党の代表者の発言も続いた。統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表 は「今、希望の意は双竜自動車に集まっている。われわれは組合員たちがまた 工場に戻れる日を作る」とし「必ず来年4月の総選挙で勝ち、双竜自動車組合員 が工場に戻れるる日を共に作る」と強調した。

進歩新党のカン・サング副代表は「ここにいるすべての人々をがっしりと抱き しめ、闘争の希望を分けあいたい。だが双竜自動車を解決しない政府と李明博 政権は、がっしり抱きしめるのではなく、わっと大声を出したい。今日と明日、 全国から集まる労働者民衆をがっしり抱こう。彼らと双竜自動車労働者が工場 に戻るまで、戦い抜こう」と話した。

一方、午後9時に始まった『連帯のハンマダン-文化大騒ぎ』はロックバンド 『ハックルベリー・フィン』から始まった。入居者の熱気の中、希望テント 村にはボタン雪が降っている。

[1信:21:00]クリスマスツリーが点灯した双竜自動車希望テント村

「労働者に希望を、資本家に悪夢を与える『わっとクリスマス』にきた」

クリスマスツリーが点灯した希望テント村の入居者はますます増えている。

23日の午後4時30分から双竜自動車平沢工場の前で始まった双竜車希望テント村 の入村式に集まった参加者は、寒い天気にもかかわらず、互いのぬくみを感じ て『出逢いの広場』に参加した。メインイベントは午後7時からなので、予想さ れた千人よりは少ないが、入村式が進むと参加者が増えた。

入村式は希望テント村広報団長の金属労組双竜自動車支部のムン・ギジュ整備 支会長によって始まった。彼は「あの後に見える工場が2009年に3000人の労働 者を路上で追いやり、19人を死に追い込んだ絶望の工場だ。これ以上死ねない からテントを設置する、工場に戻る闘争を始めた」と明らかにした。

続いて「双竜自動車と李明博政権は希望テント村が拡大することを恐れている。 どんな弾圧と抑圧があっても希望テント村を守り、非正規職労働者と整理解雇 で死んでいく労働者の希望になる」と声を高めた。

すぐ希望テント村入居者の挨拶が続いた。

清州から来たキム・ソレ氏は「希望バスに参加した清州市民が集まって『清州 塩の花』を作り、今日の希望テント村に参加した。韓進重工業工場の前に設置 した白いボードをここにも設置したので、参加者の皆さんがそれぞれの願いを みんな書いてほしい。会えてとてもうれしくて、これからも会いたい」と話した。

釜山から来た学生のミンジ氏は「2年前にここで戦闘警察に追われて、必ず整理 解雇を終わらせるまで一緒にすると約束していた。そしてまた労働者に希望を、 資本家に悪夢を与える『わっとクリスマス』イベントにきた。皆さんと連帯す る」と強調した。

現代車牙山社内下請支会のオ・ジファン教宣部長も「28日間のストライキの後、 また工場に戻るために闘争している。しかし正規職と非正規職とが団結できず、 非正規職だけの闘争になっている。だが資本家は正規職と非正規職を区別せず 弾圧する。あの後にある『工場に戻ろう』というスローガンはすべての労働者 の要求で、双竜自動車の仲間たちと力強く闘争する」と感想を述べた。

入村式の最後のイベントとして、双竜自動車解雇者たちがサンタ帽をかぶって 舞台に上がり『岩のように』の歌に合わせて参加者と共に律動を踊った。(記事 提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-25 05:51:42 / Last modified on 2011-12-25 05:51:44 Copyright: Default

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