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双竜車労組、殺人止めろ「希望テント」座り込みに突入

双竜車会社「巨大勢力との戦いの始まり」とし、鋭く反応

ウ・ヨンヘ記者 2011.12.07 20:01

金属労組双竜自動車支部と地域の市民が平沢工場の前に会社側の『解雇者、 無給休職者、非正規職労働者』復職の約束を守れと、希望テント村突入を 宣布し、座り込みに入った。

だが、双竜車会社側は労組側の工場前の『希望テント村』に対し、『また巨大 勢力との戦いが始まった』という内容の宣伝物を工場に配り、工場内集会を開 くなど、鋭い反応を見せていて、衝突が予想される。

[出処:金属労組双竜車支部]

12月7日午後2時、双竜自動車支部と金属労組京畿支部、金属労組パク・サンチョ ル委員長、民主労総組合員と希望バスに参加した市民など約400人が双竜車平沢 工場の前で『会社側の約束履行』を要求し、『希望テント村突入および死守 決起大会』を開いた。

双竜車支部と希望テント村の参加者は、「7日から双竜車平沢工場の周辺に希望 テントの設置を拡大し、会社側が約束を履行するまで続ける」と明らかにした。 また彼らは「希望テントは開かれており、誰もが来ることができる」と賛同を 訴えた。

双竜自動車は、2009年の構造調整以後、双竜車出身の労働者が19人も命を絶つ という事態が2011年現在も続いている。2009年に77日間の工場占拠ストライキ をした時、ハン・サンギュン双竜車支部長とパク・ヨンテ双竜車共同管理人は 無給休職者の1年後の復帰と非正規職雇用保障に合意したが、2011年現在も履行 されずにいる。

そのため双竜車支部は平沢工場のあちこちに『希望テント』を設置して、会社 側の約束履行を要求する計画だ。

[出処:金属労組双竜車支部]

[出処:金属労組双竜車支部]

双竜車支部は7日に始める『希望テント』について「これ以上の死を待つことは できないという切迫感」と表現した。続いて支部は「労働者の団結と社会的な 連帯の力で双竜車を包囲圧迫し、実質的な工場復帰の道を作る」と趣旨を説明した。

双竜車無給休職者で構成された休職者委員会も、7日に機関誌を通じ『461人の 双竜車休職労働者は死を防ぎ、工場に戻るための希望テント座り込みに参加す る』とし、賛同を訴えた。

双竜車支部のキム・ドクジュン主席副支部長は「2009年の玉砕ストライキの時、 救社隊の暴力の中でも77日間、労働者が肩を組んで生死苦楽を共にした。今日 で双竜車闘争から929日目だ」とし「われわれは死を待っているのではなく、 死を防ぐために希望のテントを設置する。解雇された労働者が工場に戻るため、 金属労組も共に実践闘争をする」と連帯を訴えた。

民主労総のノ・ウジョン副委員長は、「あとどれだけ死ななければならないの か。今は死を止め、一緒に暮らそうと思わなければならない。市民団体、政党、 民主労総がもっと大きな希望を作る」と意志を明らかにした。

金属労組のパク・サンチョル委員長は、「双竜車19人の死があったが、もうこ れ以上の死を防ぐため、この工場でぜひ勝利しなければならない。金属労組が 名を連ねてこの戦いで勝利する」と力説した。

集会の後、参加者は希望テント7棟を平沢工場前に設置した。双竜車支部と参加 者は平沢工場を取り囲む程にテントの数を増やす計画だ。

[出処:金属労組双竜車支部]

一方、双竜車会社側は12月7日午後2時、管理職約400人が工場本館前に集まって 集会を開き、「2009年の玉砕ストライキの時、私たちの力でこの会社を救った。 もう外部勢力に工場を差し出してはいけない。2年前の私たちの力をまた見せな ければならない」と述べ、希望テントに対し鋭い反応を見せた。

集会に参加した双竜車管理職は「私たちみんなが一つになって、正常化の道を 早めよう」、「双龍車職員が一つになって、外部勢力を防ごう」等のシュプレ ヒコールをあげた。

[出処:金属労組双竜車支部]

工場の外で集会をしていた双竜車支部と金属労組、民主労総、希望テント村の 参加者は、会社側の集会に反発したが衝突はなかった。

また、会社側は7日午前、『参加と役割』という題名の宣伝物を工場に配って 「テントを張ることになれば、短期間で終わらず、長期間、工場の前に常駐し て、緻密な闘争が展開されるだろう」、「今後大規模な希望バスが平沢工場に 来る計画が続き、2009年以来の危機にある」とし、希望バスと希望テントに 対し「再び巨大勢力との戦いが始まった」と表現した。

だが、会社側はこのような敏感な反応にもかかわらず、2009年の労使大妥協の 合意履行と死亡事件の対策などは明らかにしていない。

双竜車支部の関係者はこれに関して「会社側が希望テントと希望バスのような 社会的な世論を無視して外部勢力と罵倒している」とし「会社側が合意事項を 履行すれば良い問題なのに、逆に居直っている」と批判した。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-12-08 06:40:47 / Last modified on 2011-12-08 06:40:48 Copyright: Default

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