韓国:職場閉鎖のチョンオ産業、報恩郡庁との癒着疑惑が拡散 | |||||||
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職場閉鎖のチョンオ産業、報恩郡庁との癒着疑惑が拡散労組、「何度請願しても改善されず」
シム・ヒョンホ記者 2011.11.23 10:32
非人間的な労働環境と条件で問題になっているチョンオ産業問題が、報恩郡との 癒着疑惑に巻きこまれて、その波紋が広がっている。 建設労組忠北建設機械支部チョンオ産業分会(以下 チョンオ産業分会)は11月22日 午前11時、報恩郡庁の前でチョンオ産業の不法実態と報恩郡庁の不良監督を告発 する記者会見を行い、会社と恩返郡庁間の癒着関係の疑惑を提起した。 彼らは「事業場での不法について、報恩郡庁に何度も請願を提起したが処理さ れなかった」とし「報恩郡が労組の請願を処理するためにチョンオ産業を訪問 するたびに、あらかじめ訪問の情報を会社に知らせる」と主張した。 特に、労組が9月5日、許可深度を超える地下採石についての調査を要求する 陳情書を提出すると、報恩郡庁は文書で『現況測量を実施して結果を提出する よう措置した。結果により違反事項があれば採石中止命令後、法措置をする』と 明らかにした。 だが処理の結果が遅れ、労組が現況測量について質問すると、郡庁は二回、 実測図の提出を要求する文書をチョンオ産業に送ったと言うばかりで、 明確な結果を公表していない。 続いて労組は現場で確認できる環境汚染を誘発する不法実態の写真を公開した。 ▲ドリル作業で各種の飛散粉塵が発生している。労組はこのようなドリル装備の近くにホコリを集塵する装備がなければならないと主張した。 チョンオ産業は建設用骨材、アスファルトコンクリート生産業者なので、環境 汚染について、特に注意が必要な事業場だ。骨材を生産する発破作業とドリル 作業は、飛散粉塵の発生を抑制する施設を設置をするべきだが、現場にはそれら がない。 石材を運ぶダンプカーを洗浄する装置は水が循環せず、アスファルトの油カス が浮いていて、ダンプカーを洗浄するスプリンクラーは設置されていない。 また、装備を整備する現場にはオイルのあき缶が放置され、車両整備時に発生 するオイルも地面に流れている写真が公開された。 特に、現場で発生する廃アスファルト、廃油、発破後に残った火薬などが きちんと管理されず、現場に放置されている様子も公開された。 記者会見に参加した建設労組忠北建設機械支部のイ・ヨンデ支部長は「労組が 報恩郡庁に写真まで提出して調査を依頼したが、一度もまともに調査が行われ ていない」とし「労組はチョンオ産業と報恩郡庁との緊密な癒着があると見な ければならない」と主張した。続いて「チョンオ産業は、金を受け取って出て 行けばそれまでだが、住民は環境汚染に苦しみ続ける」と声を高めた。 これについて、報恩郡庁の関係者は「労組が関与する前に環境汚染問題につい て定期的な点検をしていたが、請願が提起されたので会社に電話し、一般的に 質問する確認手順を踏み、最初の一度だけだった」と釈明した。また「請願が 提起されるたびにいつも現場を訪問して是正措置を下している」と説明した。 だがこうした説明について、建設労組忠北建設機械支部は正面から反論した。 建設労組忠北建設機械支部のキム・ジュウン事務局長は「11月18日にも組合員 が請願を提起して、郡庁の関係者が19日現場を訪問したが、請願人には確認も せず、現場を見ただけで帰った」とし「いつもこの調子で現場を見るだけで、 是正措置をしないから、同じ問題が発生し続けている」と指摘した。(記事提携= メディア忠清) ▲現場あちこちで廃アスファルトが見える。 ▲アスファルトを生産する装備のそばに廃油が放置されている。 ▲アスファルトを生産する装備から廃油が外に漏れている。 ▲発破後に残った火薬が燃やされている。[出処:チョンオ産業分会] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-11-23 18:56:28 / Last modified on 2011-11-23 18:56:31 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |