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韓進重「キム・ジンスクが降りてくれば交渉する」...交渉不発

韓進重使用者側が交渉条件を出して交渉不発

カン・ジヒョン(金属労組) 2011.10.12 19:29

金属労組のパク・サンチョル委員長と韓進重工業の趙南鎬(チョ・ナモ)会長の 電撃会見(10月11日)の後、急速に進むと思われた韓進重工業労使の本格交渉が 始められずにいる。影島造船所の使用者側が突然、労使本格交渉の前提条件を 出し、立場固守に急変した。

▲韓進重工業ホールディングスの趙南鎬会長(左)と韓進重工業の李在鎔社長[出処:チャムセサン資料写真]

金属労組はチョ会長との電撃会見があった11日夜10時、韓進重工業影島造船所 の本館に交渉団を派遣し、韓進重工業の李在鎔(イ・ジェヨン)社長、労務担当 常務などと会い、1時間近く対話した。この場で使用者側は始終一貫「実務交渉 ではない。勧告案について協議する内容はない。時間がほしい」という態度を 示した。そのため労組交渉団は、パク・サンチョル労組委員長と趙南鎬会長が 合意した『実務交渉』にきちんと臨むよう再度注文した。だがこの日、労組は 時間が必要だという会社の要請を受け入れて、1時間で使用者側との会談を終えた。

だが翌12日朝10時10分頃、影島造船所の李在鎔社長はウォン・グァンヨン常務 を通じて電話で、△キム・ジンスク指導委員が先にクレーンから降りれば協議 ができる、△韓進重工業支会の選挙後に新任執行部と対話するという立場を 一方的に通知した。韓進重工業支会の選挙は10月14日で、現在は3巴戦だ。

これに関して労組は、「労組委員長と韓進重工業会長が会って迅速な実務交渉 の開催に合意した事実がはっきりあるのに、一日で支会の選挙を持ち出すのは 時間稼ぎ作戦で、労使交渉を妨害する態度」という立場だ。合わせて労組は 『環境労働委員会勧告案』に含まれる『韓進重工業整理解雇事態の早急な解決 と、キム・ジンスク指導委員の健康と身辺保護』について一抹の真心もない 非人間的な態度だと明らかにしている。

これについて労組はこの日午後5時頃、報道資料で「韓進重工業会長と社長が各々 異なる意見と相反した態度を示している」として、趙南鎬会長が『環境労働委 勧告案』受け入れを直接労使合意で確約するよう要求した。また労組は『環境 労働委勧告案』を作るために努力した与野国会議員と雇用労働部が責任を持っ て動くよう要求した。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-13 03:23:51 / Last modified on 2011-10-13 03:23:52 Copyright: Default

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