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「今は整理解雇前夜」..民主労総、7月対政府闘争に突入

民主労総キム・ヨンフン委員長無期限断食

キム・ヨンウク記者 2010.07.12 23:37

7月12日、民主労総のキム・ヨンフン委員長は、李明博政権の総体的な労働弾圧 に反対して光化門の市民開かれた広場で無期限ハンストに突入した。キム・ヨ ンフン委員長は、労働搾取政策糾弾、タイムオフ撤回、改悪労組法再改正議論 を要求した。

民主労総はこの日のハンストに続き、13日から本格的な対政府闘争を始める。 民主労総は13日に、△毎晩7時、労働弾圧李明博政権糾弾リレーキャンドル集会、 △自主交渉を破壊する労働部を糾弾する地域拠点座り込み(各地域労働庁の前) を、14日には△労組法再改正を要求する全国同時多発民主労総決意大会、△労 組法改悪タイムオフ粉砕金属労組(団体協約未妥結事業場)4時間スト、△労組活 動封鎖阻止、保健医療労組全南大病院ストライキ宣言大会を展開する。また、 17日には労組弾圧、タイムオフ糾弾公共運輸労組決意大会を、21日には金属労 組の全国全面ストと『労組法再改正タイムオフ撤回要求』民主労総総力闘争決 意大会(全国集中)計画などの7月闘争日程を明らかにした。

この日の記者会見で金属労組のパク・ユギ委員長は、「労使関係の均衡を取る ことが労働部の役割なのに、労働部の看板を捨てて労使関係を対立させる要因 の前に立った」とし「今あくらつな労組弾圧をしている浦項のKECやジンバン・ スチール、慶州のダース、ヴァレオ・マンドはすべてヨンポ会の不正に関係が ある地域」とし「現政権がこうした形で労使関係を続ければ、金属労組の旗を おろしても最後まで闘う」と非難した。

民主労総のキム・ヨンフン委員長は、「李明博政権は憲法の労働三権をなくし、 経営上の理由だけで整理解雇できる王国を作り、派遣拡大による不安定労働を 量産し、公共労組の無力化で破綻した政府財政を解決するため国家機関を売却 しようとしている」とし「9月には憲法改悪、勤労基準法改悪、派遣拡大を推進 するなど、整理解雇を簡単にできるようにする布石として民主労総を攻撃して いる」と非難した。

キム・ヨンフン委員長は談話文で「違憲の疑いがある改悪労組法かっぱらいに 続き、また5月1日にかっぱらいで処理した勤労時間免除制度、タイムオフマニュ アルに至るまで、改悪労組法の施行に関する一連の政府の措置はすべてが違法、 脱法」とし「使用者はこうした政府の違法行為を背に負って専従者賃金の問題 と何も関係のない労組事務室への必須の便宜提供まで中断している」と述べた。

金委員長は、「今民主労総が戦わなければ第2の整理解雇の嵐がくるという事実、 第2の国家基幹産業私有化の嵐が吹くという事実、第2の非正規職法改悪で国民 の絶対多数が派遣労働者に転落するという事実、そして憲法が改悪されるとい う事実の前で、与えられた責務をつくしたい」とし「現在進められているタイ ムオフと民主労組弾圧の最終目的地は全国民に進められる労働柔軟化と国家基 幹産業私有化の前段階なら、今すぐ中断しろ」と要求した。

一方、警察はこの日、民主労総がテント座込み場を設置しようとするとテント 奪取を試みてテント設置を防いだ。民主労総指導部は路上で座り込みに突入した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-13 19:05:08 / Last modified on 2010-07-13 19:05:11 Copyright: Default

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