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社内下請解雇者全国1500里徒歩行進終了

「間接雇用の非正規職労働者の闘争に希望はある」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年09月14日19時11分

現代自動車非正規職解雇者のキム・ジュンギュ氏、ソ・サンヨン氏などが、 全国1500里徒歩行進を終えて9月14日にソウルに到着した。

去る8月27日、「不法派遣正規職化」と「社内下請解雇者原職復帰」の要求を 全国的に伝えようと、現代自動車蔚山工場を出発した徒歩行進団は、19日間に 560キロを歩き、GM大宇自動車昌原工場、現代ハイスコ順天工場、起亜自動車 光州工場、現代自動車全州・牙山工場、起亜自動車華城工場、GM大宇自動車富 平工場などに立ち寄った。

▲徒歩行進団は13日にGM大宇自動車富平工場に到着し、出勤闘争に参加した。[出処:徒歩行進団]

社内下請労働者である彼らが徒歩行進をしていた間も、起亜自動車華城工場で 非正規職労働者がストライキを行い、GM大宇自動車富平工場に非正規職労組が 設立され、コスコム非正規職労働者が警察に侵奪されるなど、間接雇用労働者 をめぐるニュースが幾つもあった。9月6日には1034億ウォンの秘密資金造成と 背任・横領疑惑で、1審判決で懲役3年を宣告された鄭夢九現代起亜車グループ 会長に執行猶予が宣告されている。

徒歩行進団は、これらの事件について「間接雇用非正規職労働者への元請使用 者からの弾圧と抑圧、何も持たない社内下請非正規職には、解雇・拘束・損賠 仮差押さえの弾圧で、財閥と持てる者たちには免罪符をあたえる有銭無罪無銭 有罪の現実は、徒歩行進以前と変わっていない」と述懐し「だが希望を持って 徒歩行進を終えられるのは、間接雇用非正規職労働者が自ら闘争に立ち上がる 事例が拡大していること」と述べた。

彼らは徒歩行進を終える記者会見で「徒歩行進の終了は、もうひとつの闘争の 出発でしかない」とし「解雇者は元請使用者責任認定と間接雇用非正規職労働 者の権利を確保するために闘い、現場を組織する。19日間の強行軍の中で、多 くの労働者と市民からの激励と連帯を忘れない」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-09-20 20:57:24 / Last modified on 2007-09-20 20:57:25 Copyright: Default

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