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「名分積む交渉中断、誠実交渉要求」

徹夜交渉の中断に両労組が記者会見を開いて交渉要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月19日12時17分

「無条件に交渉すると言いながら座り込み解除だけ」

交渉がすべて終わった19日午前10時20分からイーランド一般労組とニューコア 労組の共同記者会見が開かれた。記者会見にはニューコア労組のパク・ヤンス 委員長とイーランド一般労組のキム・ギョンウク委員長が出た。

▲キム・ギョンウク委員長とパク・ヤンス委員長が交渉直後記者会見を持った。

両労組とも会社側に「円満な妥結のためにまた交渉しろ」と要求した。また、 現状態を交渉『決裂』でなく、交渉『中断』であることを明確にした。会社側 では一部で決裂という言葉を使うことはあったが、労組は交渉『中断』だと 明言し、交渉の延長線上にあることを指摘した。

両労組の委員長は「現状況の円満で早急な事態解決のために無条件で交渉をす ることを望む」とし「会社側が無条件の交渉を約束したのに、座り込み解除と いう条件を付けて、実質的交渉ができなかった」と交渉の進行状況を伝えた。

続いて労組は「会社側はひたすら名分作りに汲々とする欺瞞的な態度をとり続 けた」とし「それでもわれわれは座込み場で叫んでいる非正規職労働者と事態 解決に向けた国民の念願を知っているので、会社側が誠実に交渉に出ることを また一度要求する」と明らかにした。

「労働部は事態を悪化させるな」

イーランド一般労組のキム・ギョンウク委員長は、「労働部長官が3か月以上 の労働者雇用保障を譲歩すると言い、われわれは譲歩したが、会社側がこれを 拒否した」とし「労働部は公権力投入を口にして事態を悪化させるな」と労働 部の姿勢を批判した。

ニューコア労組のパク・ヤンス委員長も「会社側の案も、開けてみるととても 欺瞞的な案だった」とし「会社側は頼むから言論に発表したことだけでも守れ」 と語った。

一方、今日の交渉がこれと言った成果なく終わった中で、民主労総と両労組は 21日の闘争を計画のとおりに進行する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-21 03:13:12 / Last modified on 2007-07-21 03:13:13 Copyright: Default

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