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青年「われわれは全泰壹の友人ではなく搾取される労働者」

[全泰壹没後50年] 「勤基法遵守しろ、われわれは機械ではない、労働改悪阻止しよう」

ウン・ヘジン記者 2020.11.14 13:57

全泰壹(チョン・テイル)没後50年をむかえ、 青年たちが「(われわれは)労働者の友人ではない、搾取される労働者そのもの」 と労働改悪阻止に口をそろえた。

権利探しユニオンや政党、労組、大学の会など9つの青年団体は 11月14日午後、汝矣島公園1番出入口の前で 「全泰壹50周忌青年学生共同叫び」行事を行って 「勤労基準法を遵守しろ」、「われわれは機械ではない」、「労働改悪阻止しよう」と叫んだ。

この日のイベントには青年30余人が集まって 「青年学生の労働が貧困と不安定その真ん中にいなければならない現実に、 もうブレーキをかけたい」とし 「これ以上働いて怪我をしたり死ぬことができないように、 もう最低時給の不遵守や解雇の不安に眠れなくないように、 もう搾取と苦痛の反復が続かないように、世の中を変えよう」と声を高めた。

大学院生の労働権保障を要求して国会で座り込みをしていた 公共運輸労組大学院生労働組合支部のキム・テヒョン副支部長は 「今日、青年を象徴する物として学生労働者の必須アイテムであるコーヒーを持ってきた。 誰のための仕事かもわからないまま、大学院生はコーヒーで精神と肉体で自らを搾取している。 学習、経験、手伝ってくれという言葉で私たちの労働はきちんとした評価を受けていない」と指摘した。 続いて「3年前に大学院生労組ができて、 大学院生労働者が自分の労働を宣言し始めた。 勤労契約書作成の義務、不当指示、カプチル(パワハラ)・性暴力、研究不正行為を処罰しろといった。 学則で保障されない学生研究員などの権利を労働法では保障される」とし、 今回の政府の労働法改悪阻止闘争に共に立ち出ることを明らかにした。

非正規職ないソウル大共同行動のイ・ソンジュン活動家は 「昨年2月から今年の3月までアルバイトをした。 今年の3月、教育部が学院を営業停止措置をして担当していた授業がなくなり、解雇された。 その時、働いた金をきちんと受け取れず、当然退職金もなかった。 このような形で青年たちは勤労基準法の保護も受けられない労働をしている。 最近、コロナによって生計が苦しくなった状況」とし、 青年、労働学生の権利が抑圧されていると声を高めた。

社会変革労働者党学生委員のキム・ゴンス委員長は、 政府の労働法改正案に関して 「労働改悪法案が通過すれば産別労組幹部が組合員の工場に行くことができなくなり、 職場で占拠闘争をすることが禁じられ、 使用者がやりたかったことを政府が聞き入れている。 労働者たちの闘争権利を抹殺し、労組弾圧を合法化するということ」と政府を糾弾した。 また、政府の労働法改悪の試みを阻止して全泰壹3法を争奪しようと宣言した。

自由発言をした社会変革労働者党のパク・シヒョン党員は 「50年前の大学生が『全泰壹の友人』だったとすれば、 今年は劣悪な労働環境、低賃金、雇用不安に全泰壹そのものになった。 もう大学生が予備労働者、特権層だった時期も過ぎ去った。 世の中は私たちが働く人で、世の中を動かす人だということを直視しなければならない」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-11-18 08:07:14 / Last modified on 2020-11-18 08:07:16 Copyright: Default

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