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ポラメ病院派遣・用役労働者正規職転換、労使が劇的合意

「子会社・無期契約ではない直接雇用方式、意味大きい」

ウン・ヘジン記者 2020.09.11 14:34

ソウル大病院が委託運営するポラメ病院が、 派遣・用役労働者の直接雇用正規職転換に最終的に合意した。

[出処:医療連帯本部]

ソウル大病院労使は昨年9月3日、病院非正規職労働者の正規職転換に合意した。 その後、ソウル大病院の非正規職労働者615人は昨年11月1日付で正規職転換されたが、 ポラメ病院の非正規職労働者216人は正規職転換されなかった。 そのため7月28日にポラメ病院清掃、葬儀指導員、診療予約センターの非正規職労働者 60余人が無期限ストライキに突入し、 先月再開された交渉で正規職転換に合意した。

今回のポラメ病院正規職転換で公共運輸労組医療連帯本部傘下の 国立大病院派遣・用役労働者は全員が正規職に転換された。 医療連帯本部は9月11日に声明を出して 「医療連帯本部傘下の派遣・用役労働者の正規職転換と同じように 子会社または無期契約職形式ではない病院の直接雇用」で、 「これまで正規職労働者に適用されていた団体協約と、 それによる福利厚生も同じように適用される合意で、その意味は大きい」と明らかにした。 医療連帯本部傘下の国立大病院は、 ソウル大病院、慶北大病院、忠北大病院、江原大病院で、 すべてが昨年、直接雇用正規職転換に合意している。

ポラメ病院だけでなく国立大病院の派遣・用役労働者の正規職転換の過程は 決して容易ではなかった。 労組は2017年に政府が「公共機関派遣・用役労働者正規職転換ガイドライン」 を発表してから2年が過ぎる期間に6回の共同ストライキ、 教育部・青瓦台前での座り込みなどの粘り強い闘争をしてきた。

特に労組は2018年のソウル大病院非正規職・正規職共同ストライキを例にあげ、 「こうして非正規職・正規職区分なく共に闘争した医療連帯本部の組合員との 連帯闘争の力でついに非正規職のない病院を作ることになった」と明らかにした。

一方、ポラメ病院の派遣・用役労働者は来年1月1日付で直接雇用正規職に転換され、 今年定年が予定されている者は12月1日に先に転換される予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2020-09-22 07:41:37 / Last modified on 2020-09-22 07:41:39 Copyright: Default

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